【DELE B1】口頭試験での採点基準を知って対策を打つ

DELE B1 oral
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想定している読者
  • DELE B1を受験するために、口頭の練習したい人
  • なんとなく口頭練習している人
  • DELE B1 の口頭試験で”何を”評価されているのか知りたい人

本記事では、DELE B1の口頭試験では『何が評価されるのか』と『その基準はどうなっているのか』を紹介します。
関連 【DELE B1】作文試験では”何が”評価されるか

Yuki
Yuki

・元高校数学教師

・JICA青年海外協力隊OV(パナマ隊員)

・久米島の地域おこし協力隊員

スペイン語学習者のハードルを下げるために、当サイトを運営しています。一緒にスペイン語の可能性を広げていきましょう。(DELE B1,SIELE 616点所持)

\Instituto Cervantes 公式の資料に基づいています/

公式の Guía を確認しましょう

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なぜ評価基準を知る必要があるのか

口頭試験に関わらず作文試験にも言えることですが、試験を受けるにあたって、事前に評価基準を把握しておくことは非常に重要です。採点者がどういう点に注目して採点をしているか理解していないと、間違った解答・間違った練習をしてしまうからです。

「一人で口頭練習できない」とすぐに諦めて、お金を払ってオンラインレッスンに申し込んでしまう人がいます。確かに、ネイティブと会話練習をすることが上達への近道であること間違い無いです。ですが、その前に自分1人でもできることもあります
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評価項目の構成

主な評価項目は以下の5つです。

評価項目【DELE B1 口頭試験
  • 論理の一貫性
  • 流暢さ
  • 正確性
  • 語彙力
  • 全体評価

これらの5項目それぞれ0〜3点で採点されます。ざっくり説明すると、

2点以上が合格
  • 3点:B1レベル以上の力を持っている。
  • 2点:B1レベルと同等の力を持っている。
  • 1点:B1レベルを獲得する力を持っていない。
  • 0点:白紙、指示に従っていない、無関係なことを述べている

合格基準は2点以上です。全ての項目で2点以上が取れるようにしていきましょう。

論理の一貫性

点数評価基準
3・制限がある中で、適切な使用方法によって明確で論理的なスピーチができる。
・もし面接官による介入が長くなっても、自分のスピーチをコントロールすることができる。
・面接官に協力しながら、適切な方法で会話し続けることができる。
2・例えば、«es que, por eso, además»などの副詞や接続詞を使いながら、自分の考えを順序よく述べることができる。
・いくつかの説明や面接官が言ったことの一部を繰り返す必要はあるけれども、簡単な会話を維持することができる。
1・例えば«y, pero, porque»などの簡単な接続詞を使って、なんとかスピーチをすることができる。
・面接官のどれだけ理解しているかを確認したり、質問に答えるために、面接官の協力が必要である。
0・つながりの副詞や接続詞などがほとんどなく、バラバラでごちゃごちゃなスピーチをする。
・面接官が頻繁に繰り返したり、言い換えたりすることが必要である。また、回答が質問に対するものになっていない。

流暢さ

点数評価基準
3・容易に表現できる。スピーチをする際に止まってしまったり、行き詰まってしまったりするなどいくつか問題があったとしても、効率的に前へ進めることができる。
・アクセントが少しおかしかったり、間違いがいくつかあるかもしれないが、発音がはっきりと聞きやすい。
2・スピーチをする際、文法や適切な語彙を探すのに、はっきりと止まってしまうけれども、理解しやすいように話すことができる。
・アクセントが少しおかしかったり、間違いがいくつかあるかもしれないが、発音がはっきりと聞きやすい。
1・短い表現はできるが、明らかに止まってしまったり、出だしが怪しかったりする。
・アクセントや文章の間違いを理解するのに努力が求められるかもしれないが、発音や語のつなぎ目は基本的ははっきりしているし、理解はしやすい。
0・事前に準備してきた表現やとても短く、バラバラな表現だけを使う。そんなに普段使われない単語や表現を探すのに何度も止まってしまう。
・発音や語のつなぎ目は覚えてきた単語やフレーズにおいてのみ正しい。理解するのに努力が必要なレベル。

正確性

点数評価基準
3・相対的に高い文法力を見せれる。
・誤解を生まないような間違いをするが、間違いを直せる。
2・簡単な文法のレパートリーを見せれる。«直説法, 所有代名詞・所有形容詞, gustarなど»
・誤解を生まないような間違いをするが、間違いを直せる。
1・簡単な文章の組み立てが簡単にできるが、動詞のの活用や時制の一致が曖昧で、基礎的な間違いをいくつかしてしまう。
0・簡単な文章の組み立てで、不十分さが見られる。例えば、«現在形の使用, 性数一致, 不定形など»でミスが見られる。
・間違いが多すぎることで、理解するのが難しくなっている。

語彙力

点数評価基準
3・持っている語彙レパートリーで状況、要点、問題の詳細を説明でき、音楽や映画のような文化など一般的なテーマについて表現できる。
2・持っている語彙レパートリーは日常の状況において容易に表現できる程かなり広い。遠回しな言い方だが、家族, 趣味, 興味, 仕事, 旅行などについて容易に表現できる。
・いくつかの状況で、語彙表現にミスがある。
1・持っている語彙レパートリーで、個人についてや身近な日常生活の情報は伝えられるが、単語を探さないといけない。
・語彙表現に正確性を欠く。
0・持っている語彙レパートリーは、限定的な単語や覚えたフレーズ限られる。
・語彙表現に正確さを欠き、他言語の干渉が見られる。

全体評価

点数評価基準
3・説明、論拠もしくは具体例において、求められた情報を付け加えることができる。
・いくつかのミスを犯しても、持っている十分な語彙レパートリーを簡単に展開できる。
・適切な方法で会話や意見交換を維持でき、詳しい情報を得ようとすることができ、面接官と協力できる。
2・Tarea の目的に果たすために、求められた情報を与えられる。
・自分の考えを発信するのを邪魔しないミスはあるが、決められた状況を説明できる語彙レパートリーを持っている。
・いくつか明確さが必要で、面接官の言ったことの一部を繰り返すかもしれないが、会話や意見交換を維持できる。
1・簡単な説明やプレゼンはできるが、Tarea の目的を果たすために十分な情報は与えられない。
・持っている語彙レパートリーで、個人についてや身近な日常生活の情報は伝えられるが、単語を探さないといけないし、何度も基本的なミスをしてしまう。
・面接官が助ける時はいつも、会話や意見交換に参加することができる。
0・ほとんど情報を提示できず、Tarea の目的を果たすことができない。
・語彙レパートリーが制限されており、言いたいことが言えない。
・面接官に自分が言ったことや言いたいことを別の単語でゆっくり繰り返してもらい、言おうとしていることを助けてもらう。

以上です。一読するだけでも、自分がどのレベルに位置しているのか自己評価できると思います。

基本的には合格点は2以上です。それぞれの項目について、2以上を獲得できるように、問題集のTarea をこなして、自己評価することです。少なくとも合格点の境目にある1と2の違いについては把握しておいて損はないと思います。
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