この記事では、初めてDELEの受験を考えている人に向けて、DELEの申し込み方法について解説していきます。
筆者は一度、申し込みをうまくできず受験料をパーにしかけたことがあるので、申し込み時の注意点も説明します。
DELE申し込み手順
DELEの申し込みは大きく分けて2つのステップがあります。
マイナンバーカード、パスポート、運転免許証、学生証などをメールで送ります。
試験日1週間前に届く受験票を印刷して、試験当日に持参します。
【STEP1】受験料の支払い
Visa, Masterのクレジットカードもしくはデビットカードにて支払いを行います。
インスティトゥト・セルバンテス オンライン申し込みから受験料の支払いを行います。
登録が面倒だなって人もDELE受験後に受験結果をHPにて確認したければ、結局登録をしないといけないのでやっておいて損はありません。
- アカウント作成
- 受験するDELE選択
- 請求先情報入力
- カード決済
アカウント作成
利用するためには【登録/ログイン】が必要です。
新規の生徒をチェックして『次へ』進みます。
必要事項を大文字アルファベットで入力します。
受験するDELEの選択
DELE試験の購入をしていきます。ここで支払いをしただけでは申し込みは完了しません。
受験レベルを選択し、購入ボタンを押します。この時点ではまだ料金は発生しません。
内容を確認し、カートに入れます。
請求先の情報を入力
請求先の情報を入力します。
カード決済
カードの情報を入力して、受験料の支払いが完了です。
支払いが完了すると、協会から支払いが完了したとメールが来ます。
さらに、受験日など詳細が書かれた「Resguardo Inscripción」のpdfファイルが届きます(下記参照)。
【STEP2】身分証明書をメールにて送信する
公的な写真付き身分証明書を事務局宛(deletok@cervantes.es)にデータ(JPEG形式)で送ります。
- マイナンバーカード
- パスポート
- 運転免許証
- 有効期限内の顔写真付き学生証
当日身分証明書の確認がありますが、事前に送ったものと当日持参するものが異なっていても問題ありません。
メールには、以下の情報も入力し、送信しましょう。
必要な記入事項
- 受験者氏名(ローマ字表記)
- 受験レベル
- 受験月
メールが正しく送信されていれば、事務局から受領した旨のメールの返信がきます。
これでDELEの申し込みは完了です。
【STEP3】受験票の印刷・持参
試験日1週間前くらいになると、事務局よりメールにて受験票が届きます。
というよりも、メールそのものが受験票になっています。
印刷された受験票しか受け付けてくれませんので、持参するのをますれないようにしましょう。
受験のキャンセル・変更
受験をキャンセルする場合
受験料を支払った後、受験をキャンセルしたい場合は『受験料の支払時から14日以内』であれば申請を行うことで、返金してもらうことができるようです。
海外受験か国内受験かで、手続きが異なります。国内受験の場合は受験要項に具体的な記載がないため『お問い合わせ:deletok@cervantes.es 』連絡してみるといいと思います。
受験レベル等を変更する場合
試験月、試験レベルを変更も『受験料の支払時から14日以内』にしなければいけません。
レベルを変更する際、レベルをあげるなら差額を支払えば変更可。レベルを下げる場合、差額の返金はない。
受験要項には次のように記載があります。
1. 試験会場の変更 試験申込が完了した後の試験会場の変更はできない。
DIPLOMAS DE ESPAÑOL DELE 2020年度 DELE試験要領ならびに受験資格及び条件について
2. 受験月、受験レベルの変更申請した時点で変更後の試験も申込期間中であり、受験者数に空きがある場合に限り、試験月、試験レベル の変更を申請することが出来る。受験者が変更を申請した試験レベルが支払った受験料よりも高い場合は、受験料差額を支払った時から変更の申請ができるものとする。また、変更申請された試験レベルの受験料が申込レベルより安い場合は差額の返金は行わないものとする。
まとめ
DELEはこれまでオンライン上での申し込みの他に、必要書類を郵送しないといけなかったため、かなり面倒でした。
それが郵送が不要になったため、かなり受験の敷居が下がった印象です。
これで、別のスペイン語試験SIELEや西検と同様にオンライン上で全て完結できるようになりました。
DELEの受験料は高いので、申し込みができたなら、早速試験対策を始めましょう。
筆者も申し込みが済んでからは、DELEを意識して勉強するようになりました。
これからDELEの問題集を購入するよっていう方は、以下の記事を参考にしてみてください。