スペイン語辞書は収録例文数で選べ!【おすすめ4選比較】

スペイン語 おすすめ 辞書

スペイン語学習に重要な辞書選び。

辞書は単語の意味を調べるだけでなく、掲載されている例文によって、その使い方を学ぶことができます。

この記事では、スペイン語学習を進めていく上で、おすすめのスペイン語辞書を紹介します。

目次

スペイン語辞書のおすすめ一覧【比較】

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西和中辞典 第2版

現代スペイン語辞典

プログレッシブスペイン語辞典 第2版
カレッジエディション

Diccionario Salamanca
出版社小学館白水社小学館Espanol Santillana Universidad de Salamanca
辞書タイプ西和西和西和+和西西西
収録単語数約80,000語約46,500語約25,000語85,000以上
熟語10,000以上
収録例文数
図表・絵の有無
コンパクトさ
アプリ版
学習レベル
*主観
初級〜上級初級〜中級入門〜初級中級〜上級
価格7,260円4,400円3,630円12,200円
Amazon購入する購入する購入する購入する
辞書の比較

スペイン語辞書の選ぶポイントとして大事な点は、例文(用例)が豊富かどうかです。

単語の意味を調べるだけでなく、単語の使われ方まで理解する必要があるからです。

スペイン語辞書や単語帳などの参考書を選ぶポイントについては、以下の記事にて詳しく解説しています。

収録例文数の豊富さで言えば、西西辞書のDiccionario Salamancaがおすすめです。

単語の意味も用例もスペイン語の文で説明されていますからね。

理想は西西辞書でのスペイン語を学習することですが、なかなかハードルが高いのも事実です。

いきなり西西辞書なんて無理ですよね。

学習者のスペイン語レベルによって、おすすめされる辞書は変わってきます。

そこで、スペイン語初心者でもおすすめできる辞書を合わせて4点紹介したいと思います。

1. 西和中辞典 第2版

学習者レベル
入門
初級
中級
上級
プロ

西和中辞典 第2版は、現状最もおすすめするスペイン語辞書です。

メリットだけを紹介しておくと以下の4つがあります。

西和中辞典のメリット
  1. 単語数と例文数が豊富
  2. 類語のニュアンス説明があること
  3. 関連語・熟語表現がまとめられている
  4. 地域的な語彙バリエーションも整理されている

デメリットは表紙の色がピンク色であることと、分厚いため持ち運びがしにくいことです。

しかし、こちらの辞書はアプリ版もありますので、使い分けができそうです。調べた感じだと、Android版はなさそうです。

筆者は紙辞書推進派なので、アプリはそこまで重要視していません。

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2. 現代スペイン語辞典

学習者レベル
入門
初級
中級
上級
プロ

スペイン語を初めて学習する方から、ある程度習得した中級者まで幅広くカバーしているので、4つの辞書の中で最もオールラウンダーな辞書だと言えます。

スペイン語書籍の老舗「白水社」の辞書なので、信頼度は高いです。

単語数は必要十分な45,000語も収録されており、例文数も豊富です。

それなのに、サイズがB6変サイズ(182×120)で非常にコンパクトです。持ち運んで、ガッツリ辞書を使いたいという人にはおすすめの辞書です。

一つ気になる点としては、掲載されている例文がフルセンテンスではないものが多く見受けられることです。

例)Clase

フルセンテンス:El profesor entra en la clase. 先生が教室に入る。
構造のみ:Dar clase con+人 ・・・の授業を受ける。
構造のみ:faltar a la clase de matemática. 数学の授業を休む。

上の例のように、例文が構造のみの紹介に留まっているものが多く見受けられます。

語彙力はつきそうですが、実際に文の中でどのように使われるのかを分析することはしづらいです。

ただ、コンパクトさを兼ね備えつつ、例文も豊富な部類に入るので優秀なスペイン語辞書であることは間違いありません。

こちらの辞書もアプリ版(Android版)があります。ただし、iOS版はなく、Mac版のみとなります。

こちらは使ったことがないので、使い勝手は分かりません。

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3. プログレッシブ スペイン語辞典 第2版 カレッジエディション

学習者レベル
入門
初級
中級
上級
プロ

スペイン語学習の入門から一通り文法を学習し切るまでであれば、プログレッシブ スペイン語辞典 第2版 カレッジエディションがおすすめです。

もし、これからスペイン語学習を始めたいと考えているのであれば、選択肢の一つになるでしょう。

スペイン語学習初心者の最大の敵はモチベーションの維持です。

初めてのことに足を突っ込むわけですから、インプットすることも多く、頭も疲れます。

その点を最も考慮されて作られているのが本辞書です。

筆者もこちらの辞書を最初に購入して、だいぶ助けられました。

ポイントを簡単にまとめると、以下の通りです。

ポイント
  • カラー口絵」で学習のモチベーションアップ!
  • 引きやすく、記憶にも残りやすい「図表や絵」が豊富
  • トップクラスを誇る「コンパクトさ」と「紙質
  • 3000円台で購入できるコスパ優秀な辞書

収録単語数は他の辞書と比べてだいぶ劣りますが、それ以外に魅力的な要素が豊富ですので、一度手に取ってみてほしい辞書です。

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4. Diccionario Salamanca【西西辞書】

学習者レベル
入門
初級
中級
上級
プロ

最後におまけで紹介したいのが、西西辞書のDiccionario Salamancaです。

筆者が西西辞書を買うとしたら、これです。

Amazonの参考価格で12,200円とかなり高価ですが、スペイン語をスペイン語でインプットできるので、得られる情報量が段違いです。

ただし、日本語を介さずスペイン語を学ぶことは、使う人によっては学習効率が悪くなってしまいます。

上の学習レベルでも示した通り、中級以上の方が手を出せる辞書と言えるでしょう。

この辞書のポイントをいくつか紹介しておきます。

ポイント
  • 60,000以上の例文数
  • ラテンアメリカの単語も豊富に掲載
  • 文法情報もまとまっている
  • 体系的で単語の細かいニュアンスも表記
  • 付録として不規則動詞の活用表もある

個人的にいいなと感じた点は、掲載単語数が約85,000なのに対して、例文数が約60,000もあるというところです。

つまり、ほとんどの単語に用例が備わっているということです。

これは単語の分析のしがいがありそうですね。

ただ、何も考えずに辞書を引くだけでも楽しそうです。

もし、愛用している人がいましたら、コメントで使用感教えてください。

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まとめ

記事の内容をまとめます。

今回は、おすすめスペイン語辞書を4つ紹介しました。

記事のまとめ

辞書は単語の意味だけを知るツールではなく、例文を確認し、単語がどのように使われるかを確認するための深化ツールだと考えています。

だからこそ、コンパクトさよりも、多少分厚くなっても掲載例文数の多さを重視しています。

人それぞれによって、辞書に求めるものは違いますので、「そんな視点があるのね」位で理解してくれれば幸いです。

さっそく辞書を買って、スペイン語学習を始めようと考えている人は、以下の記事をもとにスペイン語辞書の使い方も考えてみてください。
関連 スペイン語辞書の効果的な使い方【辞書は単語帳じゃない】

以上です。ここまで読んでくださりありがとうございます。

この記事がスペイン語学習の役に立てば嬉しいです。

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