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PONERの意味と活用を11の例文でマスター【スペイン語】

Poner スペイン語
想定している読者
  • 動詞PONERの意味や用法を知りたい人
  • PONERの使い方について例文を通して理解を深めたい人

辞書で”Poner”を引くと、用法がずらーっと並んでいます。これらを全部覚えなきゃいけないと考えてしまうと、気が滅入ってしまいます。

Yuki

多様な意味があるということは、それだけ頻繁に使用されるということです。

そこで今回は、最重要動詞の一つPONERの用法を11の例文で説明していきます。どのように活用されて、その用法にはどんなものがあるのかを紹介していきます。

目次

Ponerの活用

Ponerの不定形は以下の通りです。

  • 不定詞:Poner
  • 現在分詞:Poniendo
  • 過去分詞:Puesto

直説法現在形

人称単数複数
一人称pongoponemos
二人称ponespones
三人称poneponen

直説法点過去形

人称単数複数
一人称pusepusimos
二人称pusistepusisteis
三人称pusopusieron

直説法線過去形

人称単数複数
一人称poníaponíamos
二人称poníasponíais
三人称poníaponían

直説法未来形

人称単数複数
一人称pondrépondremos
二人称pondráspondreis
三人称pondrápondrán

直説法過去未来形

人称単数複数
一人称pondríapondríamos
二人称pondríaspondríais
三人称pondríapondrían

接続法現在形

人称単数複数
一人称pongapongamos
二人称pongaspongais
三人称pongapongan

接続法過去形

人称単数複数
一人称pusierapusiéramos
二人称pusieraspusierais
三人称pusierapusieran

Ponerの意味と使い方

Ponerの意味のイメージは、何かが別のものに”くっつく”感じでしょうか。

物理的にくっつくだけではなくて、自分という箱に、体調がくっついて、状態を表したり。人に名前をくっつけたり。

そう考えると、例えばPoner には『機械などのスイッチをつける』という意味がありますが、機械の内部で+端子とー端子がくっついて作動する」と考えることもできます。

Ponerの大まかな意味は以下の通りです。

Poner =『くっつく』
  1. (物を)置く・加える・つける
  2. (機械を)点ける
  3. 名前をつける
  4. (〜の状態に)する
  5. (義務などを)課す

再帰動詞の用法も合わせて、例文を見ていきましょう。

1. (物を)置く・加える・つける

物を別のモノの上に置いたり、何かに加えたり、つけたり。これらは『くっつく』というPoner のイメージを考えたら、容易に理解できそうです。

¿Me pone un poco de sal, por favor?
もう少し塩を加えてくれませんか?

un poco de sal (少しの塩)を、冒頭のMe (私に)くっつけるということは、「私の料理にもう少し塩を加えてください」ということを意味します。

Ponerの目的語(何を、何に・誰に)をしっかり考えましょう。

Yuki

「くっつける」わけですから、くっつけるモノくっつけられるモノがあります。

¿Dónde pongo esta maleta? – Ponla en el rincón.
どこにこのスーツケースを置きましょうか。- 隅に置いておいて。

Poner が2箇所出てきています。前半のPongo と後半のPonです。前半部分では、Ponerの直接目的語はesta maletaです。くっつけられるモノを疑問文Dóndeで聞いています。どこにくっつけますか?と。

自然になるように、物をある場所にくっつける、つまり『置く』と考えます。後半部分は、Ponlaのlaが直接目的書く代名詞でesta maletaを省略して表現しています。

それをen el rincónと前置詞enを用いて、どこに置くのかを示しています。

2. (機械を)点ける

これは、先ほども述べましたが、機械の内部で「+」端子と「ー」端子がくっついて、作動すると考えることもできます。

Como hace frío durante el invierno ponemos la estufa de leña todos los días.
冬は寒いから、毎日薪ストーブを点けている。

Ponemosが該当部分です。目的語を見てみるとla estufa de leña (薪ストーブ)になっていますので、これを作動させたと考えます。

例文を見て分かるように、間接目的格代名詞”何に(誰に)”の部分がありません。つまり、機械を作動させるという意味で用いる場合は、間接目的格代名詞は必要ないということです。

例えば、Ponemos el aire acondicionado en la pared となっていれば、エアコンを作動させたではなく、壁に設置したと考える方がいいでしょう。

3. 名前をつける

Ponerの直接目的語に「名前」がくる場合は、名前をつけると考えます。

¿Qué nombre pusieron a su bebé? – Le pusieron Yuki al niño.
彼らは赤ちゃんに何て名前を付けたの?- その子に Yuki と名付けたよ。

名前は人もしくは動物につけるのが普通なので、a + 人(動物)が必要です。

例文中では、1人がどんな名前をつけたのか質問しています。Qué nombreの部分がPonerの直接目的語”何を”です。動詞がpusieron となっていますので、主語はその会話にはいない誰か(複数)です。

あの家族は赤ちゃんに何て名前をつけたのかな?という会話が行われている場面です。後半部分の冒頭Leはal niñoに対応しています。

この会話の場合は、al niñoがなくても通じますが、間接目的格代名詞leを使用する場合は、基本的にはa+人を付け加えて、誰に対して行為を行ったのかを明記します。

4. (〜の状態に)する

人間という物体に、悪い物・いい物がくっついて、体調が悪い・良いのような状態を表します。

La noticia de que se murió el pintor famoso nos puso tristes.
有名な画家が亡くなったというニュースは私たちを悲しませた。

Ponerは後ろに形容詞や副詞を伴って、状態を表すことがあります。

例文中では tristes (悲しい)という形容詞を伴っています。主語のLa noticiaが nos (私たちに)にtristesをくっつけた、つまり「ニュースが私たちを悲しませた」となります。

tristes が複数形になっているのは、形容詞は目的語の性数に一致するからです。目的語はnosですので、複数です。

5. (義務などを)課す

宿題、義務や罰金などを人にくっつける、つまり、義務などを課すことも表現できます。

Si hubiera conducido el coche con exceso de velocidad, no me habría puesto una multa.
あのときスピード違反しなければ、罰金を課されなかったのに。


後半のhabría puestoが該当部分です。Siを使った仮定文です。接続法の説明は以下の記事をご覧ください。
関連 Siを使った仮定文は『イマイマ』『カコカコ』『カコイマ』を考えよ

例文中の目的語の確認をしていきましょう。puestoの後ろにuna multa (罰,罰金)があります。これが直接目的語”何を”ですね。

何にくっつけるか。間接目的格代名詞me (私に)です。罰金を私にくっつけたわけです。つまり、罰金を私に課した、ということです。

この例文は帰結節が否定文になっていますので、仮定文であることも合わせて考えると、『罰金を課されなかったのに…』 という意味になります。

再帰動詞Ponerseの意味と使い方

Ponerの再帰動詞Ponerseについても見ていきましょう。

主な意味は以下の通りです。

Ponerseの意味
  1. (服などを)着る・つける
  2. (位置に自分自身が)つく
  3. (姿勢・立場を)とる
  4. Ponerse a 不定詞 〜し始める
  5. Ponerse + 形容詞・副詞 (〜の状態に)なる

1. (服などを)着る・つける

自分自身にモノをくっつける、特に衣類などが目的語の場合は『着る』という意味になります。

El jefe me dijo que me pondría un vestido favorito. Pero ¿qué me pongo hoy?
上司はお気に入りのドレスを着てくるように言ってたけど、今日何を着ていこう。

me pondríaとme pongoが該当部分です。前者は、dijoの従属節内にありますので、時制の一致をする必要があります。主節がdijoと過去時制になっていますので、que以下も過去に時制を持ってきます。

me pondríaは過去未来形ですが、これは「過去の時点で未来のことを述べる」場合に用いられます。

上司は「お気に入りのドレスを着てくるように」言ったわけですが、これは会話時点では未来のことを表しています。

それをme dijo queとして過去の出来事としてクローズアップしているので、過去のある時点で未来を述べる『過去未来形』を用います。

2. (位置に自分自身が)つく

Ponerの意味に『モノを置く』というものがありましたが、それの再帰バージョンと考えるといいでしょう。自分自身をどこかに置く、つまり「ある場所につく」と考えます。

Vamos a ponernos un poco más a la derecha para que se siente en el banco.
(人が)ベンチに座れるように、もう少し右に寄りましょう。

例文のように場所を示す(またはそれに関連する語)が必要です。例文では、a la derecha (右に)です。自然な意味になるように『寄る』を使いました。

3. (姿勢・立場を)とる

No puedo dormir poniéndome boca abajo.
私は、うつ伏せになりながら寝られない。

ponerse+体勢や立場などの名詞句・副詞句で『姿勢・立場をとる』という意味になります。難しく考えずに、行為のフレーズとして覚えてしまうといいと思います。

Ponerse boca abajo=うつ伏せになる

似たような表現には以下のものがあります。

  • Ponerse boca abajo うつ伏せになる
  • Ponerse boca arriba 仰向けになる
  • Ponerse de moda 流行る
  • Ponerse de pie 立ち上がる
  • Ponerse de rodillas ひざまづく
  • Ponerse a favor de 〜 〜に賛成の立場をとる
  • Ponerse en contra de 〜 〜に反対の立場をとる

このようにみると、Estarと用法が似ていますが、Ponerseは『行為』そのものを表し、Estarはその結果である『状態』を表しています。

4. Ponerse a 不定詞「 〜し始める」

Ahora pongamos a preparar comidas para el cumpleaños de Laula.
今から、ラウラの誕生日のために料理を作り始めましょう。

Ponerse a+不定詞で「〜し始める、〜に取り掛かる」という意味です。empezar やcomenzar などと似ていますね。

一見、今までの用法と無関係に見えますが、そうでもありません。

主語自身がa+不定詞にくっつける、つまり「〜すること(不定詞)」に取り掛かると考えることができます。これまでの間接目的格代名詞a+人などのパターンと形が似ていますね。

接続法複数形Pongamosは 英語でいう「レッツ〜!」という意味ですので、取り掛かりましょう、し始めましょうという意味になります。

5. Ponerse + 形容詞・副詞 (〜の状態に)なる

Mi padre estaba enfermo con gripe pero se ha puesto mejor que antes.
私の父親はインフルエンザに罹っていたが、前よりも体調が良くなった。

これも後半のse ha puestoが該当部分です。mejor que antes (以前よりもいい)という比較級が使用されています。

ここでは、estarとponerseの違いを見ていきましょう。Estarは『状態を、Ponerseは『行為を表します。

前半は、estaba enfermoで病気だった状態を表しています。

後半ではその状態から回復したと書いてあります。体調が良くなった状態ではなく、良くなる行為・経過を表す場合はPonerseを用います

ここでは現在完了形で表現しました。過去の行為が現在まで及んでいる場合は、現在完了を用います。父親の体調は少し前のある時点から、今にかけて少しずつ良くなったわけです。つまり、行為が現在まで及んでいるわけです。

ここをもし、過去形のse pusoにするならば、過去を表す時の副詞句(ayerやanocheのような)が必要ですが、この場合少しニュアンスが変わります。

過去のある時点で、既に体調が良くなったと表現するか、今の今まで少しずつ良くなっていると表現するか
関連 ESTARの意味や用法を11の例文でマスター!【スペイン語】

以上です。ここまで読んでいただきありがとうございました。

この記事がスペイン語学習の役に立てば嬉しいです。

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