PONERの意味と活用を11の例文でマスター【スペイン語】

Poner スペイン語
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  • 動詞 PONER の意味や用法を知りたい人
  • PONER の使い方について例文を通して理解を深めたい人

辞書で”Poner”を引くと、用法がずらーっと並んでいます。これらを全部覚えなきゃいけないと考えてしまうと、気が滅入ってしまいます。

Yuki
Yuki

多様な意味があるということは、それだけ頻繁に使用されるということです。

そこで今回は、最重要動詞の一つPONERの用法を11の例文で説明していきます。どのように活用されて、その用法にはどんなものがあるのかを紹介していきます。

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Poner の意味と使い方

Poner の意味のイメージは、何かが別のものに”くっつく”感じでしょうか。物理的にくっつくだけではなくて、自分という箱に、体調がくっついて、状態を表したり。人に名前をくっつけたり。

そう考えると、例えばPoner には『機械などのスイッチをつける』という意味がありますが、機械の内部で+端子とー端子がくっついて、作動すると考えることもできます。

Poner の大まかな意味は以下の通りです。

Poner =『くっつく』
  • (物を)置く・加える・つける
  • (機械を)点ける
  • (義務などを)課す
  • 名前をつける
  • (〜の状態に)する

再帰動詞の用法も合わせて、例文を見ていきましょう。

(物を)置く・加える・つける

物を別のモノの上に置いたり、何かに加えたり、つけたり。これらは『くっつく』というPoner のイメージを考えたら、容易に理解できそうです。

¿Me pone un poco de sal, por favor?
もう少し塩を加えてくれませんか?

解説
un poco de sal (少しの塩)を、冒頭のMe (私に)くっつけるということは、つまり、私の料理にもう少し塩を加えてください、ということを意味します。Poner の目的語”何を””何に(誰に)”をしっかり考えましょう。『くっつける』わけですから、くっつけるモノと、くっつけられるモノがあります。

¿Dónde pongo esta maleta? – Ponla en el rincón.
どこにこのスーツケースを置きましょうか。- 隅に置いておいて。

解説
Poner が2箇所出てきています。前半のPongo と後半のPonです。ホテルにチェックインしたときの会話でしょうか。前半部分では、直接目的格代名詞はesta maleta です。くっつけられるモノを疑問文Dónde で聞いています。どこにくっつけますか?と。自然になるように、物をある場所にくっつける、つまり『置く』と考えます。後半部分は、Ponla のla がesta maleta を省略して表現しています。それをen el rincón と前置詞en を用いて、どこに置くのかを示しています。

(機械を)点ける

これは、先ほども述べましたが、機械の内部で「+」端子と「ー」端子がくっついて、作動すると考えることもできます。

Como hace frío durante el invierno ponemos la estufa de leña todos los días.
冬は寒いから、毎日薪ストーブを点けている。

解説
Ponemos が該当部分です。目的語を見てみると、la estufa de leña (薪ストーブ)になっていますので、これを作動させたと考えます。例文を見て分かるように、間接目的格代名詞”何に(誰に)”の部分がありません。つまり、機械を作動させるという意味で用いる場合は、間接目的格代名詞は必要ないということです。逆に、例えば、ponemos el aire acondicionado en la pared となっていれば、エアコンを作動させたではなく、壁に設置したと考える方がいいでしょう。

Poner 名前 a+人 名前をつける

直接目的格代名詞に「名前」がくる場合は、名前をつけると考えます。

¿Qué nombre pusieron a su bebé? – Le pusieron Yuki al niño.
彼らは赤ちゃんに何て名前を付けたの?- その子に Yuki と名付けたよ。

解説
名前は人もしくは動物につけるのが普通なので、a + 人(動物)が必要です。例文中では、一人がどんな名前をつけたのか質問しています。Qué nombreの部分が直接目的格代名詞”何を”です。動詞がpusieron となっていますので、主語はその会話にはいない誰か(複数)です。あの家族は赤ちゃんに何て名前をつけたのかな?という会話が行われている場面です。後半部分の冒頭Le はal niño に対応しています。この会話の場合は、al niñoがなくても通じますが、間接目的格代名詞 leを使用する場合は、基本的には a + 人 を 付け加えて、誰に対して行為を行ったのかを明記します。

Poner + 形容詞・副詞 (〜の状態に)する

人間という物体に、悪い物・いい物がくっついて、体調が悪い・良いのような状態を表します。

La noticia de que se murió el pintor famoso nos puso tristes.
有名な画家が亡くなったというニュースは私たちを悲しませた。

解説
Poner は後ろに形容詞や副詞を持ってきて、状態を表すことがあります。例文中では tristes (悲しい)という形容詞を伴っています。主語のLa noticia が nos (私たちに)にtristesをくっつけた、つまりニュースが私たちを悲しませた、となります。tristes が複数形になっているのは、形容詞は目的語の性数に一致するからです。目的語はnos ですので、複数です。

(義務などを)課す

宿題、義務や罰金などを人にくっつける、つまり課すこともPoner を使って表現できます。

Si hubiera conducido el coche con exceso de velocidad no me habría puesto una multa.
あのときスピード違反しなければ、罰金を課されなかったのに。

解説
後半のhabría puesto が該当部分です。Si を使った仮定文です。
関連Siを使った仮定文は『イマイマ』『カコカコ』『カコイマ』を考えよ

接続法の説明は上記の記事に任せるとして、例文中の目的語の確認をしていきましょう。puestoの後ろにuna multa (罰,罰金)があります。これが直接目的格代名詞”何を”ですね。何にくっつけるか。間接目的格代名詞me (私に)です。罰金を私にくっつけたわけです。つまり、罰金を私に課した、ということです。この例文は帰結節が否定文になっていますので、仮定文であることも合わせて考えると、『罰金を課されなかったのに…』 という意味になります。

再帰動詞Ponerse

(服などを)着る・つける

自分自身にモノをくっつける、特に衣類などが目的語の場合は、『着る』という意味になります。

El jefe me dijo que me pondría un vestido favorito. Pero ¿qué me pongo hoy?
上司はお気に入りのドレスを着てくるように言ってたけど、今日何を着ていこう。

解説
例文中では、2回登場させました。me pondría と me pongo です。前者は、dijo の従属節que にありますので、時制の一致をする必要があります。主節がdijo と過去時制になっていますので、que 以下も過去に時制を持ってきます。me pondría は過去未来形ですが、これは「過去の時点で未来のことを述べる」場合に用いられます。上司は「お気に入りのドレスを着てくるように」言ったわけですが、これは会話時点では未来のことを表しています。それをme dijo queとして過去の出来事としてクローズアップしているので、過去のある時点で未来を述べる『過去未来形』を用います。

(位置に自分自身が)つく

Poner の意味に『モノを置く』というものがありましたが、それの再帰バージョンと考えるといいでしょう。自分自身をどこかに置く、つまり「ある場所につく」と考えます。

Vamos a ponernos un poco más a la derecha para que se siente en el banco.
(人が)ベンチに座れるように、もう少し右に寄りましょう。

解説
例文のように場所を示す(またはそれに関連する語)が必要です。例文では、a la derecha (右に)です。自然な意味になるように『寄る』を使いました。

(姿勢・立場を)とる

No puedo dormir poniéndome boca abajo.
私は、うつ伏せになりながら寝られない。

解説
ponerse + 体勢や立場などの名詞句・副詞句で『姿勢・立場をとる』という意味になります。Ponerse boca abajo でうつ伏せになるです。難しく考えずに、行為のフレーズとして覚えてしまうといいと思います。

  • Ponerse boca abajo うつ伏せになる
  • Ponerse boca arriba 仰向けになる
  • Ponerse de moda 流行る
  • Ponerse de pie 立ち上がる
  • Ponerse de rodillas ひざまづく
  • Ponerse a favor de 〜 〜に賛成の立場をとる
  • Ponerse en contra de 〜 〜に反対の立場をとる

このようにみると、Estar と用法が似ていますが、Ponerse は『行為』そのものを表し、Estarはその結果、『状態』を表しています。

Ponerse a 不定詞 〜し始める

Ahora pongamos a preparar comidas para el cumpleaños de Laula.
今から、ラウラの誕生日のために料理を作り始めましょう。

解説
Ponerse a 不定詞で「〜し始める、〜に取り掛かる」という意味です。empezar やcomenzar などと似ていますね。一見、今までの用法と無関係に見えますが、そうでもなくて。主語自身がa 不定詞にくっつける、つまり「〜すること(不定詞)」に取り掛かると考えることができます。これまでの間接目的格代名詞 a + 人 などのパターンと形が似ていますね。接続法複数形Pongamosは 英語でいう「レッツ〜!」という意味ですので、取り掛かりましょう、し始めましょうという意味になります。

Ponerse + 形容詞・副詞 (〜の状態に)なる

Mi padre estaba enfermo con gripe pero se ha puesto mejor que antes.
私の父親はインフルエンザに罹っていたが、前よりも体調が良くなった。

解説
これも後半のse ha puestoが該当部分です。mejor que antes (以前よりもいい)という比較級が使用されていますが、ここでは、estar とponerse の違いを見ていきましょう。Estar は『状態』を、Ponerse は『行為』を表します。前半は、estaba enfermo で病気だった状態を表しているのに対して、後半では回復したと書いてあります。体調が良くなった状態ではなく、良くなる行為・経過を表す場合はPonerse を用います。

ここでは現在完了形で表現しました。過去の行為が現在まで及んでいる場合は、現在完了を用います。父親の体調は少し前のある時点から、今にかけて少しずつ良くなったわけです。つまり、行為が現在まで及んでいるわけです。ここをもし、過去形の se puso にするならば、過去を表す時の副詞句(ayer やanoche のような)が必要ですが、この場合少しニュアンスが変わります。過去のある時点で、既に体調が良くなったと表現するか、今の今まで少しずつ良くなっていると表現するか
関連 ESTARの意味や用法を11の例文でマスター!【スペイン語】

以上です。

他の動詞については動詞の自主学習室にてまとめてありますので、そこから気になる動詞の用法を確認してみてください。

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