スペイン語の「ごめんなさい」は、場面によってLo siento、Perdón、Disculpaなどを使い分けます。相手への同情、軽い謝罪、聞き返し、通行のお願いでは、自然な表現が異なります。
謝罪表現の使い分け
| 表現 | 主な場面 | 日本語の目安 |
|---|---|---|
| Lo siento. | 謝罪、残念な気持ち、同情 | ごめんなさい/残念です |
| Perdón. | 軽い謝罪、聞き返し、注意を引く | すみません |
| Discúlpame. / Discúlpeme. | 相手に許しを求める、呼びかける | すみません/失礼しました |
| Con permiso. | 人の前を通る、入室・退室する | 失礼します |
Lo siento:謝罪と同情の両方に使う
Lo siento.は、自分の行為を謝るときに使えます。
Lo siento. Llegué tarde.
ごめんなさい。遅れました。
一方、相手から悪い知らせを聞いたときにも使います。この場合、話し手が原因とは限りません。
—No puedo ir al viaje. —Lo siento mucho.
—旅行に行けません。—それは残念です。
muchoを加えたLo siento mucho.は、謝罪や同情を強めます。「重大な失敗のときだけ」と限定する必要はありません。
Lo sientoの後に理由を続ける
| 形 | 例文 | 意味 |
|---|---|---|
| lo siento por+名詞 | Lo siento por el retraso. | 遅れてすみません。 |
| siento+不定詞 | Siento llegar tarde otra vez. | また遅れて申し訳ありません。 |
| siento que+接続法 | Siento que no puedas venir. | あなたが来られなくて残念です。 |
主語が同じなら不定詞、後ろの動作をする人が別ならque+接続法を使うのが基本です。
Perdón:軽い謝罪・聞き返し
Perdón.は、人にぶつかったときの軽い謝罪や、聞き取れなかったときの聞き返しに使えます。理由はpor+名詞・不定詞で続けられます。
Perdón, ¿puedes repetirlo?
すみません、もう一度言ってもらえますか。Perdón por llegar tarde.
遅れてすみません。
Disculpa・Discúlpame・Discúlpeme
Disculpaはtúで話す相手への呼びかけ、Disculpeはustedで話す相手への丁寧な呼びかけに使えます。代名詞を付けたDiscúlpameとDiscúlpemeは「私を許してください」という形です。
Disculpe, ¿dónde está la estación?
すみません、駅はどこですか。
Con permiso:通るときの「失礼します」
人の前を通る、席を立つ、部屋へ入るといった場面ではCon permiso.が便利です。謝罪というより、相手に許可や場所を空けてもらうための表現です。
よくある間違い
| 避けたい形 | 自然な形 | ポイント |
|---|---|---|
| Lo siento para el retraso. | Lo siento por el retraso. | 理由はporで続ける |
| Lo siento que no puedas venir. | Siento que no puedas venir. | que節の前ではloを置かない |
| Discúlpame.(usted相手) | Discúlpeme. | ustedに合わせる |
最初に覚える基本表現はスペイン語の基本単語・表現10選、依頼するときの「お願いします」はpor favorの意味と使い方で確認できます。
根拠を確認した資料
語義と用法はRAE「sentir」、RAE「perdón」、RAE「disculpar」、会話機能はInstituto Cervantes「Funciones A1-A2」で確認しました。

