- スペイン語を使って副業したい人
- 語学系の副業の方法を知りたい人
スペイン語を学習する目的はそれぞれだと思いますが、将来的にはスペイン語を用いて仕事・副業がしたいなぁと考える人も少なくないはずです。
筆者は、JICAの青年海外協力隊(現JICA海外協力隊)に参加したことでスペイン語に出会い、スペイン語に魅了され、今はスペイン語を使って仕事がしたいと夢描いています。
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当ブログやPODCASTなどでスペイン語について発信し始めて1年半が経ちましたが、そんな筆者が『スペイン語で副業したい!』と考える読者のために、考えられる副業方法をまとめました。
スペイン語が持つ可能性
スペイン語で副業を開始する前に、スペイン語にどれほど可能性があるのかを述べておきます。
筆者はスペイン語にビジネスの可能性を感じています。単純に学習が面白いのもありますが。
- 母語人口は世界第4位
- 公用語とする国数が世界一
- 日本人はスペイン語を学びやすい環境にある
筆者は、スペイン語を学ぶメリットとして『ビジネスチャンスが増える』ことを挙げています。詳しくはスペイン語を勉強するメリットは稼ぐため【勉強すべき理由】にてまとめていますので、気になる方だけご覧ください。
まずスペイン語は英語、中国語やヒンディー語に次いで世界第4位の母国語人口を持っています。
でもそれなら、英語や中国語を勉強したらよくないかな?
それに加えて、スペイン語を公用語とする国は世界で21ヶ国にも上るので、これは単純にそれだけ多様な国・文化・民族に触れることができるということです。
選択肢がたくさんあるってこと。
しかも、スペイン語は英語などの他の言語に比べて、ローマ字読みをすればいいという点で発音するのが非常に簡単です。そのため、日本人が学習する言語としておすすめされます。
つまり、ビジネスチャンスがありつつも、日本人は学習がしやすいため、スペイン語は可能性を秘めています。
スペイン語での稼ぎ方
スペイン語を用いた副業について紹介していきます。大きく分けると以下の4つがあります。
今では、誰もが思いつきそうな副業方法ですが、具体的にどんなものがあって、それぞれどんなメリット・デメリットがあるのかを見ていきます。
1. クラウドソーシングで稼ぐ
クラウドソーシングとは、不特定多数の人に業務を委託するという雇用形態のことを言います。
つまり、自分のスペイン語スキルを使って委託された仕事をこなし、報酬をもらうということです。
いくつかクラウドソーシング型のプラットフォームを紹介します。
- CrowdWorks(クラウドワークス)
- 業界No.1のユーザー数を誇る。
- 会員登録と発注手数料が無料。
- Lancers(ランサーズ)
- 日本初のクラウドソーシング。
- サポート体制もバッチリ。
- coconala(ココナラ)
- 自分の『得意』をサービスとして出店できるスキルマーケット。
- 出品は無料。
- MOSH(モッシュ)
- スマホで簡単に自分のサービスを売ることができる。
- 初期費用・月額費用無料。
クリックすると、詳細に飛びます。
CrowdWorks(クラウドワークス)
クラウドワークスは、日本最大級のクラウドソーシングです。仕事の案件数が多く、エンジニア・デザイナー・ライターに特に人気のサービスです。
「スペイン語」というキーワードで仕事を検索してみると、295件もの案件がヒットしました(2022/07/30時点)。
代表的なものをいくつか紹介します。*今現在掲載されているとは限りません。
- 日本語⇄スペイン語の翻訳
- これは王道。短い文章や分量のあるものまで幅広くある印象。
- スペイン語のインタビュー動画などの和訳などもあり。
- ブログ記事執筆
- サイト運営している人がスペイン語関連の記事作成の依頼をしている。
- スペイン語で書くわけではなく、日本語でもOK。当然スペイン語の知識は必要。
- スペイン語の家庭教師
- スペイン語初心者に対して、長期間スペイン語を教えて欲しいと言う依頼。
- スペイン語の問題の解答作成
- 「スペイン語の問題の答えを教えて!」という依頼。
時期によりますが、面白い案件が多数あるので、登録しておいて定期的にチェックするといいですね。
求められるスペイン語レベルが高いものもありますが、自分のスペイン語スキルがあれば稼げるので、学習のモチベーションも上がりそうです。
Lancers(ランサーズ)
ランサーズは、日本初のクラウドソーシングサービスとして2008年に開始。そのため実績も十分。
また、サポート体制が充実しており、仕事を依頼するのも、受注するのも安心して利用できます。
実際にHPを見ても、分かりやすくスペイン語関連の仕事も探しやすいです。
仕事の発注方式も独特で
- コンペ方式
- プロジェクト方式
- タスク方式
があります。
例えば、「コンペ式」のネーミング・名前募集などの仕事依頼があります。
「新しい店舗を出店するから、スペイン語で名前を考えてよ」っていう依頼です。
コンペ式なので採用されるかは別ですが、初心者でも参加はしやすいです。
自分の考えたスペイン語ネーミングがお店や商品の名前となるって素敵じゃないですか。
もちろん、他にも翻訳作業やスペイン語にまるわる記事執筆などの仕事が発注されています。
登録も30秒ほどでカンタンに済みますので、まずは気軽に登録してみてはどうでしょうか。
coconala(ココナラ)
ココナラとは、クリエイターへの制作依頼から個人のお悩み解決までできる、スキルのオンラインマーケットです。
個人やフリーランスの方と直接やりとりができるので、安心して自分の悩みや問題を相談することができます。そのため、ココナラ公式によれば最近は発注者が増えてきたようです。
出品から取引までの流れも分かりやすいです。
\ココナラでのサービス出品の流れ/
- ”自分の得意(スキル)”を出品
- 購入・購入者とやりとり
- 販売代金の受け取り
正直すぐには購入されませんが、自分の『スキル』を販売するわけですから、商品に消費期限などはありません。
信頼を獲得するまでは長い目で見る必要がありそうですね。
一つ残念なのが、販売手数料が22%ということです。
ココナラの各種サービス(テキストサービス、ビデオチャットサービス、見積り相談・公開依頼への提案)などが利用できるとはいえ、少し高い気がします。
ただ、利用者が多いところでサービスを提供したいのならココナラは最適だと思います。
利用者が多ければ多いほど需要も多いので、それだけ収益アップが期待できます。
MOSH(モッシュ)
MOSHはスマホだけで誰でも簡単にサイトを作成、 サービス販売ができるサービスです。登録事業者数が30,000人を突破したそうです。
ココナラの”スマホ版”のサービスというような立ち位置ですね。
- 予約・キャンセル管理機能
- 月額サブスクなど多様な決済システム
- zoomとも連携し、予約が入るとURL自動発行
個人のサービス販売サイトをスマホで簡単に作ることができます。
\サービス販売までのステップ/
- アカウント名を決定
- 基本情報を入力
- サービスページを公開
- サービス販売
決済サービス機能がついていたり、面倒な予約・キャンセルなどもスマホで簡単に管理できます。
決済手数料は8.0%と比較的安いのも魅力的です。
初期費用や月額費用がかからないので、試しに自分のサービスを販売してみるのもありです。
2. Youtube配信で稼ぐ
近年では、誰もが思いつくYoutubeでの動画配信について考えてみましょう。
Googleアカウントさえあれば、自分のチャンネルを解説することができますし、スマホさえあれば簡単に配信することもできるようになりましたので、敷居は低いと思います。
一時期に比べると、スペイン語関連のチャンネルは増えてきましたが、まだまだ英語系Youtuberほどの盛り上がりがありません。つまり、まだまだチャンスがあるということです。
Youtube で収益を受け取るための条件は以下の2つです。
- 公開動画の総再生時間が4,000時間
- チャンネル登録者が1,000人に達していること
これら2つの条件が過去12か月間以内に達成できれば、収益を受け取ることができるようになります。
当サイトも、管理栄養士のNaoが日本食をスペイン語で紹介するチャンネル『Comida japonesa de Nao』を運営しています。
スペイン語を学習している日本人にもぜひ観てもらいたいです。
3. ブログ運営で稼ぐ
当サイトも副業の一環として運営しています。2020年6月にスタートしたプロジェクトですが、おかげさまで、月間5桁の収益を得るまでになりました。
関連 スペイン語ブログを2年間続けた結果【収益公開】
また、スペイン語関係のGoogle検索キーワードでも数多くの1位を取得できました。
これも読者の皆さんが居てこその結果です。
ブログの始め方については本当にブログを始めたい?ブログのリアルと始め方を丁寧に解説【初心者向け】にて詳しくまとめていますので、そちらをご覧ください。
「ブログで稼ぐ」という観点での情報はGoogle 検索すれば膨大に出てきますので、ここでは『スペイン語のブログで稼ぐ』という観点で考えたいと思います。
スペイン語系ブログは英語系ブログと比べると、マイナー領域なため収益性は低いです。
ブログで稼ぐための基本的な方法としては次の2つがあります。
- GoogleのAdsense広告をクリックしてもらう
- アフィリエイト広告から商品・サービスを購入してもらう
英語系のアフィリエイトは多種多様にありますが、それに比べるとスペイン語系のアフィリエイトは少ないです。だから、収益性が低いわけです。
Google Adsense広告とは
WEBサービスを利用しているとGoogleが表示する広告を目にすることがあると思います。それをGoogleのアドセンス広告と言います。
ユーザーがその広告をクリックすると、ブログ運営者などに数円チャリーンとお金が入るという仕組みになっています。単価は広告によって異なります。
しかし、このGoogle広告をブログに掲載するには、一定の条件が必要です。筆者もブログを本格的に開始してから、審査に通るのに1ヶ月ほどかかりました。
アフィリエイト広告とは
アフィリエイト広告というのは、成功報酬型広告と言って、広告主の商品・サービスを紹介して、購入してもらうことで収益が得られるタイプの広告のことを言います。
クリックするだけで収益が発生するGoogle Adsense広告とは違って、クリックしてかつ登録や購入などの成約される必要があります。
アフィリエイト広告をブログに掲載するには、まずは仲介してくれるASPへの登録が必要です。
- A8.net
- まずはこれ!アフィリエイトASP最大手
- afb(アフィb)
- パートナー(掲載主)に優しいASP
- Amazonアフィリエイト
- Amazonの商品を紹介して報酬を得る
まずこの章の冒頭でも言いましたが、英語なら、英会話や語学学校などのアフィリエイトがありますが、スペイン語系のアフィリエイトはそれほど多くありません。
A8.netは初心者ブロガーがまず登録するASP
そんな中でも A8.net は広告案件数の豊富さとその満足度から、全てのブロガーさんにおすすめされるASPです。
A8.netに登録しているサイトは、2021/7時点で約300万サイトに上ります。また、稼働しているプログラム数(案件数)も5,695もあるそうです。筆者はサイトの性質上、全部みたことはありませんが、その数は膨大です。
いろんなサイトでも『とりあえずA8.netを登録しましょう』的な文言が書かれていますので、自分にはどんなものを紹介できるのかみてみるといいかもしれません。
筆者も最初はよく分からないまま登録しましたが、現在メインで使っているASPは A8.net, afbとAmazonです。
例えば以下のようなジャンルがあります。
総合通販, 健康, 美容, グルメ・食品, ファッション, 旅行, 金融・投資・保険, 不動産・引越, 仕事情報, 学び・資格, 暮らし, Webサービス, インターネット接続, エンタメ, ギフト, 結婚・恋愛
もし、語学系のブログを始めるのなら「旅行、学び・資格、暮らし」などがキーワードになってきそうです。
ただし、「スペイン語」関連のプログラムは少ないのが現状です。ダイレクトに「スペイン語」で攻めるのではなくて、『スペイン語×〇〇』という合わせ技なら、可能性あるかと思います。
パートナー第1主義のASPといえばafb
もう一つ外してはいけないASPがafb(アフィb)です。9年連続で高収入パートナーからの満足度で1位を獲得しています。
高い満足度を誇る理由の一つに「サポートの対応の早さ・丁寧さ」が挙げられます。
クローズド案件を積極的に提案してくれますし、日々の対応が非常に早く助かっています。
また、個人的には利用しやすい管理画面が気に入っています。とにかくシンプルで使いやすい。成果の確認も簡単なので、初心者でも迷わず使うことができます。
またafbでは『Youtube・Instagramでもアフィリエイトが可能』です。
基本的には、アフィリエイトを始めるにはサイトが必要になるわけですが、自分のサイトを持っていない人には敷居が高いわけです。
ですが、Youtubeはともかく、Instagramを利用しているユーザーはafbですぐにアフィリエイトを始めることができます。
しかも、Instagramのストーリーへのリンク共有も、フォロワー数関係なく誰でもできるようになったので、相性が抜群だと思います。
書籍を紹介して収入を得るAmazonアソシエイト
語学系ブロガーが A8.net の次に登録・申請するのがAmazonアソシエイトです。
Amazonにあるスペイン語の参考書などを紹介するのがメインになります。
筆者は面倒くさがり屋なので、シンプルに使えるAmazonアソシエイトをメインで使っています。
Amazon だと商品が豊富に揃っているので、自分が持っている書籍などをレビューするのに最適です。「この本を紹介したいのに、アフィリエイトがなくて紹介できない」なんてことになりません。
購入された分の数%が紹介手数料としてブロガーに与えられます(規約なので、具体的な数字は載せません)。
ただ、Amazonアソシエイトには審査があり、一定の条件をクリアしないと利用することができません。
4. PODCAST配信で稼ぐ
最後にPODCAST配信について紹介します。筆者は配信当初はAnchorというPodcastプラットフォームにて番組の配信をしていました。こちらは現在(2021/06)アメリカでのみ収益化が可能になっています。
ただ、Spotify に買収された子会社なので、日本でも収益化できる流れはくると思っています。その点については、Podcastは収益化できるのか【Anchor視点】にて詳しく触れていますので興味ある方はご覧ください。
現在は、2021年5月にApple Podcastがサブスクサービスを始めて収益化できるようになったことを受けて、Apple Podcastに配信をしています。
関連 【Apple Podcast】サブスクリプション番組の始め方をイチから解説
まとめ
記事の内容をまとめます。今回はスペイン語スキルを用いて稼ぐ方法について考えてきました。
以上です。ここまで読んでくださりありがとうございました。