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直説法現在形で表現できる6つのこと【スペイン語】

スペイン語 直説法現在形
想定している読者
  • スペイン語の動詞の活用において、直説法や接続法がごっちゃになってしまう人
  • 現在形や過去形などの時制をうまく使いこなせない人
  • 直説法現在形を学びたい人

この記事では、直説法現在形の6つの使い方を例文を通して、紹介していきます。

Yuki

直説法現在形はスペイン語入門者がはじめに触れる時制だと思いますが、意外と奥が深いですよ。

日常生活でも使用頻度が高いため、非常に重要な時制です。ぜひ、使い方をマスターしましょう。

参考にした文献は以下の2種類です。

\筆者が主に使用している参考書/

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目次

直説法現在形の用法

中級スペイン文法によれば、直説法現在形の基本的な用法は「現在時における未完了の動作・状態を表す」とあります。

ここでいう未完了とは、話し手が行為の過程や継続に意識がいっていて、行為が完了したかどうかについては無関心であるということです。

例えば、

Estudio español con Juan.
フアンと一緒にスペイン語を勉強しています。

ここでいう「勉強する」という行為は、「普段フアンと学んでいる」ことを示しているので、過程や継続の意味があります。そのため、例文の動詞EstudiarはEstudioと直説法現在形となっています。

例文からも分かるように、継続というのは、過去から現在にかけて行なっている事柄や現在時に行なっている事柄など、時間的な広がりをもっています。

このことから、過去から継続している事柄でも直説法現在形を用いたりします(詳しくは後述します)。

Yuki

「現在形=今」と考えてしまうのは危険ってことです。

スペイン語において、直説法現在形の用法は以下の6つがあります。

それぞれの用法について、例文を通してみていきましょう。

1. 現在継続中の行為・状態・習慣

発話時に行なっている行為やその時の状態などを表します。また、継続している習慣なども表現できます。

Hablamos de la novia de Pedro.
私たちはペドロの恋人について話している。

例文中では、動詞Hablarが直説法現在形Hablamosに活用されています。直説法点過去形も同じ形(Hablamos)なので、正確には文脈判断になります。
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「話している」という行為は、発話時において行われていますので、直説法現在形になります。

Luis está despierto.
ルイスは目を覚ましている。

例文では、動詞Estarがestáに活用されています。
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「目を覚ましている」というのは、発話時のルイスの状態を表しているので、直説法現在形で表現できます。

Trabajo en una escuela.
私は小学校で働いています。

例文では、動詞TrabajarがTrabajoに活用されています。

「働いている」という行為は、発話時に行われていなくても、現在も継続している習慣として直説法現在形を用います。

Vivo en esta ciudad desde hace 2 años.
私は2年前からこの街に住んでいる。

例文では、動詞VivirがVivoに活用されています。desde hace 2 años「2年前から」は期間を表す副詞句です。

「住んでいる」のは2年前からということで、これは過去からの継続を意味します。このように、現在においても継続中の行為については、直説法現在形を用います。

2. 現在と区別できない近い過去

現在形なのに過去?と疑問に思うでしょう。「現在形=今」ではないことは既に述べました。

下の図を見てください。

直説法現在形は「話し手の話している時を中心とし、広がりを持った時間」という意味合いを持っています。

つまり、現在のことだけでなく、現在に近い過去のことや未来のことまで表現できるわけです。

¿Me entiendes?
私の言っていることが分かる?(私を理解できる?)

何かを説明した後に確認の意味で使われるこのフレーズ。

理解できたかどうかを問う場面ですが、理解するという行為自体は現在にも及んでいます(下図参照)。

Llevo más de dos años estudiando español.
私はスペイン語を勉強して2年以上になります。

例文中では、動詞Llevarが直説法現在形Llevoになっています。

こちらも過去に始まり、現在も継続している事象を表す用法の一つです。

Yuki

どうしたの?を表す「¿Qué te pasa?」も同じ用法ですね。過去に何があったのかを明確に聞きたい場合は「¿Qué te pasó?」になります。

3. 未来の出来事

直説法現在形では、未来における確実性のある出来事行為に対する意志などを表現できます。

確実性のあることは、現在も未来も変わらないためです。

Ya vengo.
Vuelvo enseguida.
すぐに戻ってきます。

離席する際に使われるこのフレーズは、「戻ってくる」という未来の行為に対する意志を表しています。

このように確実性がある、もしくは高い場合は現在形を用います。

戻る可能性が低く、「戻るだろう」くらいで言いたいなら Velveré enseguida. と直説法未来形になります。「戻る」という断定をしない柔らかいニュアンスになると考えるといいでしょう。

4. 永遠の真理

永遠の真理というのは、時間や時代が変わっても不変の事実のことです。

過去の時点で、「正しい!」「確実だ」とされてきたことが、現在でも継続している事柄であれば、それは時間の軸を超えて永遠に続く真理です。

例えば、「地球は太陽の周りを回る」です。現在では、この事柄は不変の事実として認識されていますので、直説法現在形で次のように表現できます。

La Tierra gira alrededor del Sol.
地球は太陽の周りを回る

次のようなものも同様です。

El agua hierve a 100 grados centígrados.
水は100度で沸騰する。

5. 物語的現在

物語的現在というのは、一種の表現技法です。

過去の出来事を現在形で表現することで、生き生きと鮮やかな様子を述べることができます。

注意点としては、過去を明示する語句が必要になります。

Japón acepta la rendición incondicional en 1945.
日本は1945年に無条件降伏を受け入れる。

例文では、en 1945が過去を明示する語句にあたります。

6. 依頼や命令

「3. 未来の出来事」の派生形で、未来の行為に対する意志を尋ね(依頼)たり、未来における命令などを表したりします。

¿Me da un pastel de chocolate?
チョコレートケーキを一ついただけますか?

聞き手が主語の疑問文(例文ではUstedが主語)で、意志を尋ねたりできます。

¿Te pongo el aire acondicionado?
エアコンをつけましょうか?

一方で、話し手が主語の疑問文(例文ではYoが主語)では、話し手が行なう行為の是非を尋ねることができます。

Me abre un poco la ventana.
少し窓を開けてください。

命令形とは異なり、直説法現在形による「命令」は、未来における確実性のある出来事行為に対する意志に基づいているので、命令形よりも強いニュアンスを示すことが多いです。

まとめ

記事の内容をまとめます。

直説法を是非使いこなしてください
記事のまとめ

以上です。ここまで読んでくださりありがとうございます。

この記事が少しでもスペイン語学習の役に立てば嬉しいです。

\筆者が主に使用している参考書/

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