【SIELE】リスニング試験の内容を徹底整理!【サンプル問題の分析】

SIELE auditiva
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想定している読者
  • SIELEで出題されるリスニング問題をみてみたい人
  • 問題を知って、SIELEの受験をしてみようか考えている人
  • SIELE対策したい人

SIELEの公式サイトが提供している模擬試験の問題から分かることを整理しました。ここでは、リスニング試験の問題についてみていきます。

その他の試験については、以下の記事をご参考ください。

SIELE読解試験
SIELE作文試験
SIELE口頭試験
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リスニング試験の内容

全体を眺める

試験概要
  • Tarea:6個
  • 問題数:38問
  • 試験時間:55分
  • 指示文(Instrucciones)はそれぞれ読まれる
  • 問題は2回ずつ読まれる
  • 2回読めれた後、次のTarea に進むまでに30秒のインターバルがある
  • 時間がくると、自動的に次のTarea に移る

注意事項として『「次へ」ボタンを押すと前には戻れない』ことや「始まる前に音の確認が行われる」ことなどが書かれています。

Tarea 1:日常会話

Tarea1
  • 問題形式:2人が会話しているのを聞いて、空欄に適当なフレーズを選択する。
  • 問題数:5問
  • 内容:2人(男性と女性)が片方の家について会話している日常の場面。
  • リスニング時間:1分程度(1回分)
  • 与えられる問題・選択肢を読む時間:30秒

2人の会話がいきなり始まり、それを聴きながら5つの穴埋めをするので、スペイン語初心者は少し驚くかもしれません。「A1レベルでしょ」ってタカを括っているとびっくりします。ただ、使われている単語・表現は難しくないので、聞くことに集中すれば問題ないと思います。

Tarea 2:ラジオ聞き取り

Tarea2
  • 問題形式:5つのラジオのアナウンスを聞いて、設問に適した文を3つの中から選択する
  • 問題数:5問
  • 内容:ラジオのコマーシャル
  • リスニング時間:2分程度(1回分)*20秒程度のアナウンス×5問
  • 与えられる問題・選択肢を読む時間:30秒

それぞれの問題が2回ずつ読まれます。1番2回読まれた後、2番が2回読まれるように。それぞれの問題の間に「では、問題に答えてください。」というアナウンスが毎回入ります。この時間が10秒くらいあるので、割と時間に余裕あるなぁという印象です。問題は、男女交互に読まれます。

Tarea 3:8人の体験談

Tarea3
  • 問題形式:テーマについて、8人がそれぞれの経験や意見を述べていき、それに適するものを選択する。
  • 問題数:8問
  • 内容:結婚式での思い出
  • リスニング時間:3分半程度(1回分)*1人25秒×8人
  • 与えられる問題・選択肢を読む時間:30秒

問題が8問に増えます。でも、一人ひとりが話す時間はTarea 2とそこまで変わりませんので、そこまで難しく感じることはないでしょう。このような同じテーマについて別の人たちが話す問題は、声の調子もヒントになります。声の雰囲気からポジティブなことなのか、ネガティブなことなのか判断できるからです。

Tarea 4:インタビュー

Tarea4
  • 問題形式:インタビューを聞いて、選択肢から適当なものを選択する。
  • 問題数:8問
  • 内容:メキシコの起業家へのインタビュー
  • リスニング時間:4分程度(1回分)
  • 与えられる問題・選択肢を読む時間:45秒

インタビュー形式なので、回答者が答える内容が少し長く感じると思います。そのため、今何について話しているのかを把握しないといけませんが、親切にインタビュアーがそれを示してくれます(本番は分かりません)。インタビュアーの質問や誘導にもしっかり耳を傾けて、どこの設問の話をしているか把握するといいでしょう。

Tarea 5:講演聞き取り

Tarea5
  • 問題形式:講演の抜粋(Fragmento)をそれぞれ聞いて、選択肢から適当なものを選ぶ。
  • 問題数:6問
  • 内容:「ラジオはある疑問を明らかにする」という講演(アルゼンチンの哲学者)
  • リスニング時間:4分程度(1回分)*40秒×6問
  • 与えられる問題・選択肢を読む時間:45秒

内容が哲学的なものに変わってくるので、使われる単語も難しく感じると思います。模擬試験では、このTarea 5でアルゼンチンのスペイン語が出てきましたが、本番でもどこかのTarea で出てくることが予想されます。Fragmento ごと問題が区切られているので、今どこを話しているのかという迷いはありません。単純に語彙を知っているか、普段からネイティブのスペイン語を聞いて慣れているかが鍵になってきそうです。この辺りは、次のTarea 6と差別化されています。

Tarea 6:講演聞き取り

Tarea6
  • 問題形式:12の文から言及されている内容6つを選ぶ
  • 問題数:6問
  • 内容:モラルについて
  • リスニング時間:3分半程度(1回分)
  • 与えられる問題・選択肢を読む時間:50秒

Tarea 5に引き続き、ある意見・考えについて講演しているのを聞き取る問題です。Tarea 5と違う点は、Fragmento ごと答えるのではないという点。3分半程度話し続けるのを聞きながら、該当する内容を6個選択するのは、さすが最後のTareaと言ったところでしょうか。

総括

SIELEは、DELEやスペイン語技能検定と違い、受験できる階級が分けられているわけではないので、Tareaが進むにつれて難易度が上がっていきます。

この難易度の違いは、使われる単語や表現だけでなく、問題の形式、リスニング内容やリスニング時間などでも変わってきます。

例えば、Tarea 4 あたりから難しくなって解けない場合は、語彙力を高めようとするのはもちろん大事ですが、問題形式に慣れたり、普段聴くリスニング素材もそれに合わせたものを聞く必要があるかもしれません。*日常会話の音源だけでなく、TED のような講演タイプのものを聞くという意味。

以上です。スペイン語検定試験と言うと、DELEを思い浮かべる人もいますが、SIELEはパソコンで受けることができると言う点で、感染症に配慮しないといけない今の時代、DELEよりも優れていると思います。

他の模擬試験についてはそれぞれ以下の記事で試験内容を解説しています。SIELEの問題傾向を知りたいと考えている人は合わせてご覧ください。

SIELE読解試験
SIELE作文試験
SIELE口頭試験