【接続法】”Pedir”を用いて誰かに何かを頼むには?

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想定している読者
  • スペイン語を用いて誰かに何かを頼みたい
  • 接続法を使った『依頼(命令), 許可・禁止, 助言(忠告)』の用法を知りたい人
  • スペイン語の接続法を学びたい人

誰かに何かを頼むには、pedir をはじめとする依頼の動詞を用います。これらの動詞は基本的に「誰かが〜するように頼む」わけですから、接続法を伴います。

この記事では、pedir などの依頼の動詞や用法が類似している動詞の使い方について解説します。

Yuki
Yuki

・元高校数学教師

・JICA青年海外協力隊OV(パナマ隊員)

・久米島の地域おこし協力隊員

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この記事では上記の教材を用いて解説していきます。

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依頼の動詞の使い分け

依頼(命令)、禁止・許可、忠告(助言)などの動詞は、その依頼内容などを名詞句(不定形)もしくは名詞節を伴って表現することができる。ここでの名詞節は動詞の目的語になっています。接続詞 que を伴って「〜ということを」という意味になります。

『…に〜するように頼む』場合は次の2通りの表し方をする。

Pedir + 不定形
Pedir + que + 接続法

不定形を用いる場合と、接続法を用いる場合とでは意味は変わりません。接続法を用いる方は動詞の活用が必要ですので、まだ自信がない人は動詞の原形で表現するといいでしょう。個人的には『Le pedí que…』のように que のところで一息つけるので、動詞の活用を頑張って練習して接続法を用いるようにしています。
関連 接続法における動詞の活用の仕方【スペイン語】

覚えておきたい動詞5つ
  • Pedir 依頼する
  • Permitir 許可する
  • Prohibir 禁止する
  • Aconsejar 助言する
  • Recomendar 進言する

また、これらの動詞は基本的には「誰かに対して」行われるため、間接目的格代名詞(me, te, le…)と一緒に用いられる

使い方を例文を通して理解しよう

依頼・命令

La jefa le manda a la secretaria buscar el documento.
上司は秘書にその書類を探すように命じている。

La jefa le manda que la secretaria busque el documento.
上司は秘書にその書類を探すように命じている。

解説
動詞 Mandar の前に間接目的格代名詞 le がありますが、これだけだと三人称の誰に「命ずる」のかわからないため、不定形を用いている前者の例文では a la secretaria を付け加えます。それに対して、後者では命ずる内容を名詞節(que節)で表現しています。このときは la secretaria を主語として示しているので、間接目的語 a la secretaria は入れません。

いずれにしても、文脈で le が誰を指しているのか明確な場合は、間接目的語 a la secretaria を省略して構いません。

禁止・許可

La abuela no le permitió a la nieta ir a jugar.
祖母は孫が遊びに行くのを許さなかった。

La abuela no le permitió que la nieta fuera a jugar.
祖母は孫が遊びに行くのを許さなかった。

解説
主節の動詞は Permitir ですが permitió となっているので、過去時制です。そのため、動詞を活用しないといけない後者の方は『時制の一致』が必要です。動詞 Ir を fuera(接続法過去)に活用します。主節が過去時制なら、従属節も過去時制にずらすということです。

ちなみに、許可や禁止は『許可されている』とか『禁止されている』ように使われますが、この場合は動詞 Estar を用いて está permitido や está prohibido のように表現されます。

El gobierno de Japón nos prohíbe tener la pistola.
日本政府は私たちが銃を持つことを禁止している。

例えば、上記の例文は次のように変えることできます。

En Japón está prohibido tener la pistola por la ley.
日本では法律によって、銃を持つことが禁止されている。

回避

Quiero evitar complicar el problema.
問題を複雑にするのは避けたい。

Quiero evitar que se complique el problema.
問題が複雑になるのは避けたい。

解説
似たような構造を持つ動詞 Evitar(避ける) を見ていきます。Evitar も不定形のパターンと接続法のパターンどちらもとります。「complicar el problema」と「que se complique el problema」はいずれも Evitar の目的語になっています。後者の例文には 再帰代名詞 se が用いられていますが、これは受け身の se です。Complicar で「複雑にする」という他動詞に対して Complicarse で「複雑になる」という自動詞的な働きをします。文中では、複雑になるのは”問題”ですから、que 節内の主語は el problema になります。

最後に

例文を確認して、直説法と接続法が伴う場合のそれぞれの違いを確認できたら、何度も例文を音読しましょう。音読は語学習得の1番の近道です。例文をスラスラ読めるようになってきたら、例文を参考に口頭で作文してみましょう。
確認【音読のメリット5選】文章をスラスラ読めるようになりたい人へ【スペイン語】

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関連 【初心者向け】接続法テキストを4冊比較【スペイン語】

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今回の使用教材の内容などについてはこちらの記事で紹介しています。

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