- DELEを受験したいけど、自分がどのレベルを受験すべきか分からない人
- DELEの問題集を買う前に、手軽に自分のレベルを測りたい人
DELEの受験料は決して安いものではないですし、問題集も自分のレベルに合うものでないと無駄になってしまいますから、事前に大まかなレベルを知りたいですよね。
そこで今回は、スペイン語のレベルチェックができる5社について紹介していきます。
筆者はB1所持ですので、レベルチェックの結果がどれだけ信頼できるのかを見ていきます。
レベルチェックできるサイト5社比較
スペイン語のレベルを確認できるサイトはGoogle検索するだけでも5社あります。
クリックすると、詳細に飛べます。
ただし、これらをすべてやってみるとなると、少し時間がかかります。
そのため、どれを受けるべきか分かるように5社を比較してみました。
項目/サイト名 | Langland | Enforex | Escuela Montalbán | Borderless communication | AVE |
---|---|---|---|---|---|
問題数 | 40 問 | 35問 | 20問 | 25問 | 30問・30問・4問・4問 |
問題形式 | 4択 | 3択 | 3択 | 3択 | 3択 |
問題内容 | 文法 文章読解 | 文法 | 文法 | 文法 (慣用句表現) | 文法 長文読解 リスニング |
所有時間(目安) | 20分程度 | 20分程度 | 8分程度 | 20分程度 | 50分 |
スペイン語レベルではなく、あくまでも文法レベルを測ることができます。
基本的は、自分の文法知識・語彙力・リスニング力(一部のみ)を客観的に判定してもらえます。
すべて無料で受験できるので、気になるものがあれば受験してみるといいです。
時間があるのであれば、一度すべて受けてみるといいかもしれません。個人的には、手軽に受験できるEscuela Montalbánがオススメです。
ただ、時間がない人のために一つずつ特徴や受けてみての感想をまとめてお伝えします。
1. Langland
特徴
- 最後の方に文章読解がある
- 文章の内容について書かれたものがVerdaderoかFalsoなのかを聞く問題
- 単純に文章を読み解いて、どれが正しいかを選ぶ問題
採点はされず、自分がどのレベルなのかか示されるだけでした。
筆者はDELE B1所持していますが、結果はC1でした。信憑性には少し欠けるかもしれません。
2. Enforex
特徴
- プルダウン式に選択していく問題(解きにくい)
- 複数人が会話する問題が改行されていない
- 自分が選択した解答が間違っているかどうかは示される
解き終わった後に、簡単なアドバイスが出るのでほんのちょっとやる気がでます。
ただ、サイトが重すぎてストレスです。
3. Escuela Montalbán
特徴
- DELEのレベル毎に問題を選択することができる
- 問題数も20問
DELEのレベルごとに問題を選択できるのはこのサイトだけです。問題数もそこまで多くないので、比較的受けやすいでしょう。
筆者はDELE B1を受けてみました。受けてみた結果は95%でした。
65%以上正解で、次のレベルに挑戦すべきとのことでした。つまり、筆者はB1を所持しており、レベルチェックでも65%以上とったのでB2に進むに値するということです。
個人的は、サクッと確認できて、他よりは信憑性はあるなと感じました。
4. Borderless communication
特徴
- 全部で25問
- 文法だけでなく、慣用句表現や単語の意味を問うてくる
- 解答後、「正解が確認できます」とあるが、確認できない
問題の所々で慣用句表現の問題が出てきますので、知らなかったら絶対に解けません。語彙力が試されます。
問題数が25問ですが、文法事項も網羅されている感じがします。
残念なのが、自分の正答が分からないことです。サイトには「確認できます」とありますが、MCERの結果しか表示されません。
5. AVE
特徴
- 文法問題だけでなく、長文読解やリスニング問題を解くことができる
- 全部で70問近くある
最後にInstituto Cervantesが運営するAVEを紹介します。DELEのHPからは、このサイトをなかなか見つけられないので、知らない人もいるかもしれません。
30問で終了するかと思いきや、途中で大問が4つあることが知らされ、受ける場合は心してかかった方がいいと思います。
結果はC1.1-C1.2でした。他のサイトとは違って、問題数も多くそれなりに詳細に評価されていると考えると、この結果にはスコアし嬉しかったです。
ただ、あくまでもこれは「AVEのコース受けるならC1.1〜行こう」ってことなので、DELEのレベルを表したものではありません。
個人的には、問題が長かった割に、信憑性は薄いかなぁといった感じです。当時、筆者はDELE B2で苦戦しています。
まとめ
本記事をまとめます。
いずれにしても、無料でチェックできるのはありがたいことですので、試してみてください。
自分の文法レベルチェックができたら、早速 DELE の申し込みをしてみましょう。
関連 DELEスペイン語検定受験方法徹底解説!【申し込みの際の注意点】
以上です。ここまで読んでいただきありがとうございます。