【スペイン語】無人称表現とは何か【接続法の用法】

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  • 無人称表現』とは何か知りたい人
  • 無人称表現において、接続法を使いこなしたい人

スペイン語を勉強していると「無人称」という言葉に出会うと思います。無人称って何?接続法においてはどうやって使うの?って方に向けて、この記事を書きました。

Yuki
Yuki

・元高校数学教師

・JICA青年海外協力隊OV(パナマ隊員)

・久米島の地域おこし協力隊員

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この記事では上記の教材を用いて解説していきます。

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無人称表現の考え方

接続法の用法は大きく5パターンに分かれますが、今回の無人称表現は『名詞節』での用法になります。名詞節とは名詞の働きをする文・かたまりと捉えてください。その名詞節の中で接続法が用いられます。
関連 【接続法は5パターン】スペイン語の直説法と接続法の違いとは

無人称とは主語が特定されない(人称が決まらない)ことを言います。基本的に動詞は主語によって活用されますが、無人称表現では名詞節を主語と捉えて、動詞を三人称単数に活用します。つまり、動詞Ser は時制に応じて es, fue, era などに活用されます。

単文:内容が一般的なもの
  • Ser + 形容詞 + 不定形
  • Lo + 形容詞 + ser + 不定形
  • Ser + 名詞句
複文:特定の主語についての内容
  • Ser + 形容詞 + que + 接続法
  • Lo + 形容詞 + ser + que 接続法
  • Ser + 名詞句 + de + que 接続法

単文とは、文(主語と動詞)が1つのもので、複文とは、文が2つ以上あるものを言います。複文の方は、接続詞que で2つの文が繋がれています。これら2つの文はそれぞれ主語が異なりますので、que 以下の動詞は接続法になります。

例文で使い方を確認

Ser + 形容詞 型

無人称表現の基本形『Ser + 形容詞…』を見ていきましょう。

Es necesario tener mucho dinero para comprar un carro.
車を1台買うには多くのお金が必要だ。

解説
不定形 tener 以下が名詞句で、文の主語となります。そのため、冒頭の動詞Ser はEs となっています。Necesario/aは「必要な」という形容詞ですので、意味は『名詞句以下が必要だ』となります。名詞句の内容は主語を特定しない、一般的な内容ですので単文で表現します。

動詞:Es
形容詞:necesario
主語:tener mucho dinero para comprar un carro

Es posible que él no venga aquí hoy.
彼は今日ここに来ないかもしれない。

解説
que 以下の名詞節が文の主語になります。そして、特定の主語(彼)についての内容になりますので、que以下の動詞は接続法に活用させます。

動詞:Es
形容詞:posible
主語(名詞節):que él no venga aquí hoy

Lo + 形容詞 + ser 型

無人称表現の2つ目。『Lo 形容詞 ser…』を見ていきます。基本的には「〜なことは…だ」という意味になります。

Lo más importante es estudiar con mucho interés.
最も大事なことは意欲的に勉強することです。

解説
主語を特定せず、「大事なことは意欲的に勉強すること」と一般的に言っていますので、単文で表現します。

主語:Lo más importante
動詞:es
補語:estudiar con mucho interés

Lo más importante es que ellos estudien con mucho interés.
最も大事なことは彼らが意欲的に勉強することです。

解説
繰り返しますが、主語を特定するならqueを用いて複文にして、接続法を用います。例文では『ellos 彼ら』に主語を特定しているので、que estudien…となります。

主語:Lo más importante
動詞:es
補語:que ellos estudien con mucho interés

Ser + 名詞 型

無人称表現の3つ目。基本の意味は『〜である』となります。

Ya es la hora de almorzar.
もうお昼ご飯の時間です。

解説
Es la hora de … で「〜する時間だ」という意味です。la hora de almorzar の名詞句が主語になります。

動詞:es
主語:la hora de almorzar

Ya es la hora de que yo le llame a mi novia por teléfono.
もう彼女に電話する時間です。

解説
複文では、前置詞 de を使っていますが、これは名詞同士を繋げるためです。名詞 la hora と que 以下の名詞節とを結んでいます。la hora 以下全部が主文の主語になり、名詞節 que 内においての主語yoとは異なります。そのため、名詞節内の動詞は接続法をとります。

動詞:es
主語:la hora de [que yo le llame a mi novia por teléfono]

さいごに

例文を確認して、直説法と接続法が伴う場合のそれぞれの違いを確認できたら、何度も例文を音読しましょう。音読は語学習得の1番の近道です。例文をスラスラ読めるようになってきたら、例文を参考に口頭で作文してみましょう。
確認【音読のメリット5選】文章をスラスラ読めるようになりたい人へ【スペイン語】

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関連 【初心者向け】接続法テキストを4冊比較【スペイン語】

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今回の使用教材の内容などについてはこちらの記事で紹介しています。

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