Cuandoなどの『時』の接続詞+直説法?接続法?【スペイン語】

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  • 時の接続詞 Cuando などでの接続法の使い方を知りたい人
  • 「cuando + 直説法」と「cuando + 接続法」の違いを知りたい人

時の接続詞には、cuando や mientras 、antes de que など副詞と接続詞 que を組み合わせたものがあります。これらが導く副詞節において直説法を使うか、接続法を使うかで意味が変わってきます

Yuki
Yuki

・元高校数学教師

・JICA青年海外協力隊OV(パナマ隊員)

・久米島の地域おこし協力隊員

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この記事では上記の教材を用いて解説していきます。

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時の接続詞の使い分け

冒頭でも述べましたが、ここでの『時の接続詞』とは cuando や mientras などの単語に加えて、接続詞 que と、 siempre や hasta などの副詞を組み合わせた熟語表現も含みます。

cuando + 直説法/接続法の違い

時の接続詞の代表的な単語は cuando です。「〜の時」という意味です。「cuando + 直説法」と「cuando + 接続法」とでは意味合いが異なります。基本的には時制で使い分けましょう。

cuando + 直説法▶︎現在・過去
cuando + 接続法▶︎未来

時の接続詞に導かれる副詞節内において、具体化していない内容(特に未来のこと)を述べる場合は接続法を用います。未来のことはこれから起こる事柄なので、まだ具体化していません。
確認【接続法は5パターン】スペイン語の直説法と接続法の違いとは

副詞・副詞節というのは、基本的にそれがなくても意味は通ります。

Leo este libro cuando tengo tiempo.
– 時間がある時には、この本を読んでいます。-

cuando が導く副詞節とは、cuando tengo tiempo の部分です。「時間がある時に」という意味ですが、これが仮になくて、Leo este libro だけでも「この本を読んでいます(読みます)」のように文として完成しています。

このように副詞・副詞節というのは『無くてもいいけど、動詞や文章の飾りつけをする役割』があります。

時の接続詞の使い方を確認

例文を通して、違いやニュアンスを確認していきましょう。


例)

以下の例文では、cuando 以後の動詞 tener がそれぞれ tengo, tenga と異なっています。これによって、どんな違いがあるのでしょうか。

Leo este libro cuando tengo tiempo.
– 時間がある時には、この本を読んでいます。-

Voy a leer este libro cuando tenga tiempo.
– 時間がある時に、この本を読むつもりです。 –

解説
ポイントは習慣なのか、単発なのかです。習慣として「時間があるときは大体いつも」本を読んでいることを言いたい場合は直説法です。現在の習慣は直説法で表現します。つまり、… cuando tengo tiempo となります。主節も近い未来を表す構文「Ir a 不定形」を用いず、直説法現在形を用いて Leo este libro とします。

それに対して、習慣ではない場合を考えてみましょう。例えば「自分が手に持っている本について、友人が『その本どうしたの?』と聞いてきた時に、これから時間がある時に読むつもりであることを伝える場面」などは、習慣ではなく、未来の内容です。未来の内容は接続法で表現します。つまり、…cuando tenga tiempo となります。また、後者では、近い未来を表す構文「Ir a 不定形」を用いて、Voy a leer este libro としています。


例)

次に hasta que の用法を見ていきます。

La esperaba aquí a ella hasta que ella terminó el trabajo.
彼女が仕事を終えるまで、ここで待っていました。

La esperaré aquí a ella hasta que ella termine el trabajo.
彼女が仕事を終えるまで、ここで待ちます。

解説
時のフレーズ hasta que も cuando と同様に後ろに直説法と接続法のどちらも伴うことができ、意味合いも変わります。hasta que が導く節内の動詞が terminó と termine で活用が異なります。

前者においては、主節の動詞が esperaba と過去時制で、実際に彼女を「待っていた」ということなので、現実の内容です。したがってhasta que 以降は直説法を用います。

後者においては、主節の動詞は esperaré なので未来時制で、彼女が仕事を終えるのは『これから』です。つまり、まだ具体化していない未来のことなので、hasta que 以降は接続法を用います。


例)

最後に時のフレーズ Antes de que を見ていきましょう。

Antes de que llueva, me voy a mi casa.
雨が降る前に家に帰ります。

Compré un paraguas antes de que lloviera.
雨が降る前に傘を買いました。

解説
antes de que(〜する前に) や para cuando(〜する時まで/〜する時のために) などは、まだ起きていない(その時点でまだ起きていなかった)事柄について述べるので、常に接続法をとります。

前者における「雨が降る前に」というのは、その時点ではまだ雨が降っていないということを表しています。これから降るかもしれないし、降らないかもしれませんが、未来について述べています。したがって、動詞 llover は接続法現在形 llueva と活用されます。つまり …antes de que llueva となります。

後者では、時制の一致をしています。主節で Compré un paraguas(傘を買いました)と過去の事柄を述べています。主節が過去時制ですので、副詞節内の時制も過去時制になります。したがって、動詞llover は接続法過去形 lloviera と活用されます。つまり …antes de que lloviera となります。

過去の内容なら、直説法ではないのか。と迷ってしまいがちですが、ここでの「雨が降る前に」という表現は、その過去の時点から見た未来のことです。

最後に

例文を確認して、直説法と接続法が伴う場合のそれぞれの違いを確認できたら、何度も例文を音読しましょう。音読は語学習得の1番の近道です。例文をスラスラ読めるようになってきたら、例文を参考に口頭で作文してみましょう。
確認【音読のメリット5選】文章をスラスラ読めるようになりたい人へ【スペイン語】

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