TENERの意味や用法を11の例文で理解【スペイン語】

Tener スペイン語
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  • 動詞Tener の意味や用法を知りたい人
  • Tener の使い方について例文を通して理解を深めたい人

本記事では、最重要動詞の一つ Tener の用法を11の例文で説明していきます。どのように活用されて、その用法にはどんなものがあるのかを紹介していきます。
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TENER の意味と用法

Tener のイメージは『所有』です。ただし、今回例文で示すように、少し特殊な用法もありますので一つ一つ確認していきましょう。

Tener + 直接目的語:持っている・である

直接目的語に何が来るかによって、文のニュアンスが変わってきますが、基本は「所有」していると考えれば良いです。

¿Tienes un diccionario de español? – Sí, lo tengo.
スペイン語の辞書持ってる? – 持ってるよ。

解説
直接目的語がdiccionario ですので、そのまま「物を所有している」という意味を指します。ここでは『辞書を持っているか』を聞いています。後半の文の直接目的格代名詞『を格』lo はun diccionario を指しています。

Ella tiene el pelo rubio y largo. – ¿Cuántos años tiene ella?
彼女は⻑い金髪をしているよ。 – 彼女は何歳なの?

解説
目的語がel pelo です。このように人が先天的に持つ物についても言うことが出来ます。また、後半部分では『年齢』についても表現できます。年齢という属性を持っていると考えて、「〇〇才である」と表現できます。

Si yo tuviera una hija pequeña, le tendría mucho cariño.
もし小さい娘がいたら、可愛がってしまうだろう。

解説
家族や友人がいることをTener で表現できます。una hija pequeña が目的語に当たります。tuviera は動詞Tener の接続法過去形ですが、これは非現実なことを仮定して述べる場合の表現方法です。帰結節(後半)のTener cariño a+人 は「人を可愛がる」という意味です。

Tengo peor experiencia de viaje en coche. Tuve un accidente el año pasado.
車での旅行で最悪な経験をしたことがある。昨年、事故にあった。

解説
Tener が例文中に2つありますが、「経験を持つ」という場合にもTener を用いることが出来ます。前半のようにそのままexperiencia(経験)を持つと言うこともできますし、後半部分のようにaccidente(事故)のようなイベントを伴うこともできます。

el año pasado という過去のある時点で、事故にあったという場合には動詞tener は点過去をとります。

Cuando terminó la película, teníamos hambre. Así que fuimos a un restaurante.
映画が終わったときに、私たちはお腹が空いていたので、レストランに行った。

解説
途中のteníamos が該当箇所です。名詞hambre(空腹)を伴っていますが、感情や感覚をtenerで表現できます。他にもsueño(眠気)やmiedo(恐怖)などが一緒に使われます。

Tener が直説法線過去形をとっているのは、映画が終わる前からお腹は空いていたからです。例えば、映画が終わった瞬間に「お腹がすいた」のなら点過去になりますが、少し不自然ですね。

Ayer me dijiste que tendrías clase hoy, ¿no? ¿Qué te trae por aquí?
昨日、今日は授業があるって言ってたよね?なんでこんな所にいるの?

解説
例文中のようにclase などのイベントを伴うことが出来ます。「clase(授業)を持っている」つまり、「授業がある」ということです。

前半の文は時制の一致が必要です。Tener が過去未来形でtendrías になっていますが、これは『過去の時点から未来を見ている』からです。主節がdijiste で過去時制です。昨日私に言ったことがque 以下です。つまり、昨日言ったことは未来について言及しているので、『過去の時点から未来を見ている』ということになります。

Tener + en(por) + 〜:〜とみなす

Hay que tener en poco los problemas en los que subió el porcentaje de impuesto.
税率が上がった問題を軽視してはいけない。

解説
Tener en mucho は「〜をしっかり判断する」、Tener en poco で「〜を軽視する」という熟語表現です。

Tener + 過去分詞:〜してある

Ya tengo pensado qué quiero hacer y cómo realizarlo.
私は何がしたくて、それをどのように実行するのか考えてあります。

解説
「Tener + 過去分詞」は「Haber + 過去分詞」と似たような意味を持ちます。しかし、ニュアンスが少し異なるようですので、理解が少し難しいです。「Haber + 過去分詞」は『結果の完了』を表すのに対して、「Tener + 過去分詞」は結果の完了だけでなく『話し手の事柄に対する強い思い』があるようです。「Haber + 過去分詞」の場合の例文と比較してみてください。

Ya he pensado qué quiero hacer y cómo realizarlo.
私は何がしたくて、それをどのように実行するのか考えました。

「考えておしまい」に対して「考えたことを今も持っている」と捉えると、少しスッキリしませんか。

Tener + en cuenta:考慮する

Hubiera planeado el proyecto teniendo en cuenta que había sido joven.
彼(彼女)が若者だということを考慮して、計画を立てるべきだった。

解説
現在分詞は副詞的用法がありますので、teniendo en cuenta で『考慮しながら』とか『考慮して』という意味になります。cuenta の後は『名詞』を持ってきたり、que + 直説法の『名詞句』を持ってくることが出来ます。

Tener + que + 不定詞:しなければいけない

Hemos tenido que hablar bajo en la biblioteca para que no nos regañe más.
私たちは図書館で小声で話さないといけなかった、もう怒られないように。

解説
これは頻出表現の一つです。否定形のだと「〜しなくて良い」とか「〜してはいけない」という禁止の意味になります。

Hemos tenido の現在完了形にしていますが、これは現在までその行為が及んでいると考えてください。少し前に「怒られて」その時点から、今まで(これからも)小声で話さないといけないという状況です。

仮に tuvimos なら、過去のある時点について述べていることになりますし、その場合ayer などの『過去の時間』を表す語が必要になります。para que 以下の後半部分ですが、主節の主語(私たち)とは異なって、別の主語(注意した人)になっていますので、接続法をとります。

Tener + que + ver + con:と関係がある

Este asunto no tiene que ver contigo.
この件は君には関係ないよ。

解説
これも熟語表現として覚えてしまいましょう。『〜と関連がある』という意味があります。contigo の部分をcon tú とかcon ti などと間違えないようにしましょう。

以上です。スペイン語学習の役に立てば嬉しいです。

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