新着記事»現在分詞の4つの使い方を分かりやすく解説

TENERの意味や用法を11の例文で理解【スペイン語】

スペイン語 Tener
想定している読者
  • 動詞TENERの意味や用法を知りたい人
  • TENERの使い方について例文を通して理解を深めたい人

本記事では、最重要動詞の一つTENERの用法を11の例文で説明していきます。

どのように活用されて、その用法にはどんなものがあるのかを紹介していきます。

例文を通して、TENERを学習しましょう!
記事のまとめ
  • TENERは不規則活用動詞
  • TENERのイメージは「所有
  • TENERの用法は大きく3つ
  1. Tener + 直接目的語:持っている・である
  2. Tener en(por) 〜:…とみなす
  3. Tener + 過去分詞:〜してある
目次

TENERの活用

TENERは直説法において不規則に活用されます。

TENERの不定形は次のとおりです。

  • 不定詞:Tener
  • 現在分詞:Teniendo
  • 過去分詞:Tenido

直説法現在形

人称単数複数
一人称tengotenemos
二人称tienestenéis
三人称tienetienen

直説法点過去形

人称単数複数
一人称tuvetuvimos
二人称tuvistetuvisteis
三人称tuvotuvieron

直説法線過去形

人称単数複数
一人称teníateníamos
二人称teníasteníais
三人称teníatenían

直説法未来形

人称単数複数
一人称tendrétendremos
二人称tendrástendréis
三人称tendrátendrán

直説法過去未来形

人称単数複数
一人称tendríatendríamos
二人称tendríastendríais
三人称tendríatendrían

接続法現在形

TENERの接続法現在形は規則活用です。直説法現在形一人称単数形の teng- が活用母体になっています。
関連 接続法における動詞の活用の仕方【スペイン語】

人称単数複数
一人称tengatengamos
二人称tengastengáis
三人称tengatengan

接続法過去形

直説法点過去形三人称複数形の語幹 tuvier- が接続法過去形の活用母体になります。

人称単数複数
一人称tuvieratuviéramos
二人称tuvierastuvierais
三人称tuvieratuvieran

TENER の意味と用法

TENERのイメージは「所有」です。

ただし、今回例文で示すように、少し特殊な用法もありますので一つ一つ確認していきましょう。

用法をまとめると以下のようになります。

1. Tener + 直接目的語:持っている・である

直接目的語に何が来るかによって、文のニュアンスが変わってきますが、基本は「所有」していると考えれば良いです。

¿Tienes un diccionario de español? – Sí, lo tengo.
スペイン語の辞書持ってる? – 持ってるよ。

直接目的語がdiccionarioですので、そのまま「物を所有している」という意味を指します。

ここでは『辞書を持っているか』どうかを聞いています。後半の文の直接目的格代名詞loはun diccionarioを指しています。

Ella tiene el pelo rubio y largo. – ¿Cuántos años tiene ella?
彼女は⻑い金髪をしているよ。 – 彼女は何歳なの?

直接目的語がel peloです。このように人が先天的に所有するものについても使用できます。

また、後半部分では『年齢』についても表現しています。年齢という属性を持っていると考えて、「〇〇才である」と表現できます。

Si yo tuviera una hija pequeña, le tendría mucho cariño.
もし小さい娘がいたら、可愛がってしまうだろう。

家族や友人がいることをTenerで表現できます。una hija pequeñaが直接目的語に当たります。

tuvieraは動詞Tenerの接続法過去形ですが、これは非現実なことを仮定して述べる場合の表現方法です。
関連 Siを使った仮定文は『イマイマ』『カコカコ』『カコイマ』を考えよ【スペイン語】

Tener cariño a+人 「人を可愛がる」

Tengo peor experiencia de viaje en coche. Tuve un accidente el año pasado.
車での旅行で最悪な経験をしたことがある。昨年、事故にあった。

Tenerが例文中に2つありますが、「経験を持つ」という場合にもTenerを用いることが出来ます

前半のようにそのままexperiencia(経験)を持つと言うこともできますし、後半部分のようにaccidente(事故)のようなイベントを伴うこともできます。

el año pasadoという過去のある時点で、事故にあったという場合には動詞tenerは点過去をとります。

Cuando terminó la película, teníamos hambre. Así que fuimos a un restaurante.
映画が終わったときに、私たちはお腹が空いていたので、レストランに行った。

途中のteníamosが該当箇所です。hambre「空腹」を伴っていますが、このように感情や感覚をtenerで表現できます。他にもsueño(眠気)やmiedo(恐怖)などが一緒に使われます。
関連 【110の例文】スペイン語で自分の感情を表現できるようになろう!

Tenerが直説法線過去形をとっているのは、映画が終わる前からお腹は空いていたからです。例えば、映画が終わった瞬間に「お腹がすいた」のなら点過去になりますが、少し不自然ですね。

Ayer me dijiste que tendrías clase hoy, ¿no? ¿Qué te trae por aquí?
昨日、今日は授業があるって言ってたよね?なんでこんな所にいるの?

例文中のようにclaseなどのイベントを伴うことが出来ます。「clase(授業)を持っている」つまり、「授業がある」ということです。

前半の文は時制の一致が必要です。

Tener が過去未来形でtendrías になっていますが、これは『過去の時点から未来を見ている』からです。主節がdijiste で過去時制です。昨日私に言ったことがque 以下です。

つまり、昨日言ったことは未来について言及しているので、『過去の時点から未来を見ている』ということになります。

2. Tener en(por) 〜 …とみなす

Hay que tener en poco los problemas en los que subió el porcentaje de impuesto.
税率が上がった問題を軽視してはいけない。

Tener en mucho は「〜をしっかり判断する」、Tener en poco で「〜を軽視する」という熟語表現です。

3. Tener + 過去分詞 〜してある

Ya tengo pensado lo que quiero hacer y cómo realizarlo.
私は、自分のしたいこととそれをどのように実行するのかを、もう考えてあります。

「Tener + 過去分詞」は「Haber + 過去分詞」と似たような意味を持ちます。

しかし、ニュアンスが少し異なるようですので、理解が少し難しいです。

「Haber + 過去分詞」は『結果の完了』を表すのに対して、「Tener + 過去分詞」は結果の完了だけでなく『話し手の事柄に対する強い思い』があるようです。「Haber + 過去分詞」の場合の例文と比較してみてください。

Ya he pensado lo que quiero hacer y cómo realizarlo.
私は、自分のしたいこととそれをどのように実行するのか、もう考えました。

「考えておしまい」に対して「考えたことを今も持っている」と捉えると、少しスッキリしませんか。

TENERの熟語表現

よく使用されるTenerの熟語表現は以下の通り。

Tenerの熟語
  • Tener que + 不定詞:…しなければいけない
  • Tener en cuenta:考慮する
  • Tener que ver con 〜:…と関係がある

例文で確認しましょう。

Hubiera planeado el proyecto teniendo en cuenta que había sido joven.
彼(彼女)が若者だということを考慮して、計画を立てるべきだった。

Tener + en cuentaで「考慮する」という意味です。

現在分詞は副詞的用法がありますので、teniendo en cuenta で『考慮しながら』とか『考慮して』という意味になります。
関連 【スペイン語】現在分詞は動詞の副詞形!?【作り方や使い方を徹底解説】

cuentaの後は『名詞』を持ってきたり、que + 直説法の『名詞句』を持ってくることが出来ます。

Hemos tenido que hablar bajo en la biblioteca para que no nos regañe más.
私たちは図書館で小声で話さないといけなかった、もう怒られないように。

Tener que + 不定詞で「しなければいけない」という意味です。これは頻出表現の一つです。

否定形だと「〜しなくて良い」とか「〜してはいけない」という禁止の意味になります。

Hemos tenidoの現在完了形にしていますが、これは現在までその行為が及んでいると考えてください。少し前に「怒られて」その時点から、今まで(これからも)小声で話さないといけないという状況です。

仮に tuvimos なら、過去のある時点について述べていることになりますし、その場合ayerなどの『過去の時間』を表す語が必要になります。

para que以下の後半部分ですが、主節の主語(私たち)とは異なって、別の主語(注意した人)になっていますので、接続法をとります。
関連【接続法は5パターン】スペイン語の直説法と接続法の違いとは

Este asunto no tiene que ver contigo.
この件は君には関係ないよ。

Tener que ver con 〜で「…と関係がある」という意味になります。これも熟語表現として覚えてしまいましょう。

Yuki

contigoの部分をcon tú とかcon ti などと間違えないようにしましょう。

まとめ

記事の内容をまとめます。

TENERの理解は深まりましたか?
記事のまとめ
  • TENERは不規則活用動詞
  • TENERのイメージは「所有
  • TENERの用法は大きく3つ
  1. Tener + 直接目的語:持っている・である
  2. Tener en(por) 〜:…とみなす
  3. Tener + 過去分詞:〜してある

以上です。スペイン語学習の役に立てば嬉しいです。

スペイン語 Tener

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

コメントする

目次