接続法における動詞の活用の仕方【スペイン語】

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  • 接続法において動詞がどんな活用をするのか分からない人
  • 接続法の活用パターンをマスターしたい人

スペイン語では接続法が使えるようになると表現の幅が広がります。しかし、そのためには動詞の活用をマスターしないといけません。直説法における動詞の活用を十分に練習した方なら、接続法における動詞の活用はそれほど難しくないでしょう。
確認 【接続法は5パターン】スペイン語の直説法と接続法の違いとは

Yuki
Yuki

・元高校数学教師

・JICA青年海外協力隊OV(パナマ隊員)

・久米島の地域おこし協力隊員

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接続法における動詞の活用

直説法での動詞の活用が重要!?

まず大前提ですが、接続法における動詞の活用をマスターするには直説法における動詞の活用が十分なされている必要があります。なぜなら、直説法での動詞の活用が接続法にも関わってくるからです。どのように活用するのかについて、理解を手助けしてくれると言った方がいいでしょうか。それぐらい、直説法での動詞の活用は重要です。頻繁に使われる動詞は、普段から活用練習をしたいものです。
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接続法で動詞の活用をする際のポイントは以下の通りです。

接続法での動詞活用のポイント
  • 接続法に未来形はない
  • -ar 動詞と -er 動詞, -ir 動詞の活用語尾が入れ替わるイメージ
  • 接続法現在形はほとんど規則的に活用される(完全不規則は7個)
  • 接続法過去形に不規則形はない

基本、この4点を押さえれば接続法の動詞の活用はそんなに難しくない。頭を悩ませる部分は「ただでさえ、直説法での活用が多いのにさらに活用が増える」点と「直説法の活用とごっちゃになってしまう」点です。ただし、これらは正しい理解と活用練習で簡単にクリアできます。

どこに着目するか

先ほどの4点を踏まえた上で、着目すべき点は以下の点です。

接続法現在形▶︎直説法の現在形一人称単数
接続法過去形▶︎直説法の点過去形三人称複数

どういうことでしょうか。具体的に見ていきましょう。

接続法現在形の活用

接続法と直説法はコインの表と裏みたいな関係(命令法はコインの縁)です。そのため活用語尾は、直説法のものと『入れ替わる』と考えるといいでしょう。4つポイントでも書いましたが『-ar動詞と-er動詞,-ir動詞の活用語尾が入れ替わるイメージ』です。

直説法で規則活用をした動詞(Hablar, Comer, Vivirなど)と不規則活用した動詞(Tener, Hacer, Conocerなど)を分けて考えてみます。

直説法で規則活用な動詞はどう変わる?

例)Hablar

語尾が -ar の動詞なので、語尾を -er 動詞, -ir 動詞のものに変えます。つまり、語尾を -e, -es, -e, -emos, -éis, -enにします

Hablo ▶︎ Hable
Hablas ▶︎ Hables
Habla ▶︎ Hable
Hablamos ▶︎ Hablemos
Habláis ▶︎ Habléis
Hablan ▶︎ Hablen

反対に Comer や Vivir などの -er 動詞, -ir 動詞は活用語尾を -ar のものに変えます。つまり、語尾を-a,-as,-a,-amos,-áis,-anにします。

直説法で不規則活用な動詞はどう変わる?

直説法にて不規則活用した動詞( Tener, Hacer, Conocerなど)も、完全不規則な7個を除いて規則的に変化します。ここで着目すべき点が、その動詞の『直説法の現在形一人称単数』です。

例)Tener

Tener の直説法の現在形一人称単数は Tengo です。Tener は -er 動詞なので、活用語尾を -ar 動詞のものに変えます。つまり、-a,-as,-a,-amos,-áis,-anにします。Tengo から派生して、tenga, tengas, tenga, tengamos, tengáis, tenganです。

活用母体の teng- の部分が分かってしまえば、あとは規則活用です。

7つの完全不規則形

活用で少し厄介なのは、完全不規則形の7つ『Ir, Ser, Saber, Caber, Dar, Estar, Haber』です。これは、活用練習をして覚えてしまいましょう。

  • Ir ▶︎ vaya, vayas, vaya, vayamos, vayáis, vayan
  • Ser ▶︎ sea, seas, sea, seamos, seáis, sean
  • Saber ▶︎ sepa, sepas, sepa, sepamos, sepáis, sepan
  • Caber ▶︎ quepa, quepas, quepa, quepamos, quepáis, quepan
  • Dar ▶︎ dé, des, dé, demos, deis, den
  • Estar ▶︎ esté, estés, esté, estemos, estéis, estén
  • Haber ▶︎ haya, hayas, haya, hayamos, hayáis, hayan

接続法過去形

接続法過去形に不規則形はありません。そのため、活用の仕方が理解できれば、あとは自分で活用練習ができるでしょう。接続法過去には活用語尾が -ra 形と -se 形がありますが、ラテンアメリカでは -ra 形に限られます。スペインではしばしば -se 形が見られますが、-ra 形も十分通じますので、ここでは -ra 形で解説していきます。

直説法の点過去形三人称複数に着目

着目すべき点は『直説法の点過去形三人称複数』です。Hablar なら Hablaron、Hacer ならHicieron、Vivir なら Vivieron です。これが接続法での活用母体になります。最後の -ron の部分を変えていくだけです。活用語尾を -ra, -ras, -ra, -´ramos, -rais, -ran にします。注意すべき点は『アクセント』です。Nosotros の活用だけ、アクセント記号が付きますので気をつけてください。これは全ての人称で、同じ位置にアクセントがくるようにしているためだと思います。

例えば、Hablarなら hablara, hablaras, hablara, habláramos, hablarais, hablaran。全部 la の a の部分にアクセントがくるように nosotros の habláramos にアクセントが付いています。

まとめ

本記事をまとめます。

■ 接続法と直説法はコインの表と裏の関係で、活用語尾が『入れ替わる』と考える
■ 接続法現在形で完全不規則な動詞は『Ir, Ser, Saber, Caber, Dar, Estar, Haber』の7つ。
■ 接続法過去形は不規則形はないが、アクセントに注意。

以上です。接続法における動詞の活用の原理は理解できたでしょうか。この記事で、あなたの理解が少しでも深まっていてれば嬉しいです。

さらに接続法について学習したくなったら、以下の記事を合わせてご覧いただければ、接続法への理解がより深まると思います。

接続法の意味用法5パターン
名詞節形容詞節副詞節独立用法仮定文
接続法とは
動詞の活用
願望
感情
無人称表現
否定疑い

依頼進言
関係詞 que
譲歩
目的
条件
推測接続詞 Si

 

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